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2007/10/03

◆3日、日経平均株価は1万7200円に肉薄。日足ベースでは、75日移動平均線へのプラスかい離を回復した。あとは1万7296円にある200日線を残すのみだ(週足ベースでも52週線をクリア。1万7241円の26週線に急接近)。アジア市場では、インドの連続最高値更新はあったものの、香港ハンセン指数が連続最高値更新後、利益確定売りに719ポイント(2.6%)安と急反落し8勝5敗1休場とまちまちの動きとなった。どうやら今週末の米雇用統計発表を控え様子見気分が強まりそうだ。欧州市場もまた利益確定売りに高安まちまちで終り、NYダウも同様に続落しハイテク株の多いナスダック総合指数は反落した。

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◆ただ、日本株はこれまで不振市場だったことから、出遅れ感を強くしているうえ、3日の為替相場が欧米で1ドル=116円台後半まで円安が進行していることから、出遅れセクターの見直し買いは続きそうだ。1日の福田首相初心表明に続き、3日からは代表質問が始まったが、市場で材料視されていない。材料の有無に関わらず、ここまで、海外機関投資家の売りが続いてきた、銀行株や消費者金融株をはじめとするノンバンク株を買い急ぐ動きが広がった。証券株も米シティーグループによる日興コーディアルグループ(8603)の完全子会社化発表を受けようやく反発らしい反発を見せた。日興はストップ高に買われた。9月30日より「金融商品取引法」が施行された。「証券会社の営業員は顧客にニュース、新聞、チャート・・などを配布してはダメ、と顧客との接点をもぎ取られ手足のない状況に窒息寸前」との声が聞かれるなか、一息ついた格好。

◆6月以降の本欄常連注目株となったトウアバルブ(6466・東2)は、原発用高温・高圧バツブとメンテナンスで2010年代の世界的な原発新設ラッシュを控え、先取り人気が高い。また、足元業績面からも買える。この日は2.5万円高の64.7万円まで買われ、7月の上場来高値69.8万円を射程圏内に捉えた。前号では数字を間違ってしまったが、年初来の日足と75日線との美しいチャートを見てほしい。月足では、7月高値以降の三角保ち合い上放れ前夜の格好となっており、70万円台乗せがあっても不思議ない格好となっている。原発用冷却ポンプの帝国電機(6333)、原子炉中核部材で世界から注目されている日製鋼(5631)とともに強気を継続する。

◆池上通信(6771)が7月末に活況裏に急騰・急反落した後、8月末から9月初めにかけても同様の動きとなり、そして、9月は下旬以降この日まで商いを増やし210円台に駆け上がる・・という相場が続いている。同社の発表をたどると、7月24日に、東芝(6502)が同社株の20%を取得し筆頭株主になるとあり、8月3日に発表した第1四半期(4〜6月)連結業績概況では減収赤字継続となったが、通期増収黒字転換予想は据え置いた。9月28日は、東芝への第三者割当増資が完了、24.6億円を得、ハイビジョンに対応したデジタル放送機器などの開発・販売を目指す。昨年7月に転落して以降、170円〜210円台のボックス相場が続いており、200円台前半の壁を乗り越えれば、買い方の回転が利く好展開が予想される・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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