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2012/02/07

◆帰りの電車は私の図書室だ。自宅のある世田谷から荻窪にある会社まで、電車だと東急東横線、JR山の手線・中央線の3本を乗り継ぎ60〜70分の通勤時間となる。帰りは週1〜2回、妻が新宿から車で帰る途中で筆者を拾って30分前後で帰るパターンだ。帰り道は「環八」を走り、世田谷に入り、間道を走るのだが、直近の「環八」は深夜も工事渋滞が多々あり、随分遅くなることがある。しかし、電車よりは楽であり、妻とのおしゃべりは楽しい。ただ、帰りの電車は好きな本を読む時間として都合がいいのだが、車では読めないことが残念。電車に乗っている時間は片道3線合わせても30分強に過ぎず、電車待ちの時間は短い。朝は仕事に絡むニュース・チェックで時間が消える。それでも、文庫本・単行本1冊を読み終わるにそれほど時間はかからない・・。

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◆さて、ギリシャはデフォルト(債務不履行)の危機にある!?6日のNYダウはわずかに反落し、日経平均も小反落(TOPIXは小幅続伸)した。TOPIX33業種中25業種が上げ、下げたのは8業種。2月に入り海外市場に対する出遅れ感から、5日間の取引があり、TOPIXは先週末に米雇用統計発表待ちで様子見気分が高まり下げたのみ。ソニー(6758)、パナソニック(6752)などかつて世界をリードしてきた家電大手やトヨタ(7203)など自動車・・の輸出関連企業の決算は厳しい。存在感さえ問われる状況にあるなか、戦後最高値圏の円高にも足を引っ張られる。NYダウは米国が景気回復基調にあるなか上昇基調が続き、前週末にリーマン・ショック後の高値をつけた。一方、日経平均は昨年8月にできた大きな壁にまだ1000円前後下の水準でもがき続けている。まして、リーマン・ショック後高値である10年4月の1万1408円ははるかかなたである・・。米国もまたギリシャなど「ユーロ危機」という爆弾がリスクであることに変わりはないのだが・・。

◆東レ(3402)は一時下げに転じたが、引けでは切り返し、昨年11月最終週以来の長期相場を示唆する52週移動平均線の上で終った。今週末に578円にある52週線をクリアすれば、08年秋と09年春のリーマン・ショック後のW安値350円を基点とした上昇基調の確認に向け、昨年3月のリーマン後高値643円挑戦が始まると見てよさそうだ。この日、いったん下げたのは、13時に今12年3月期連結業績予想の減額修正を発表したことが嫌気されたものだ。また、同社が航空機用炭素繊維を独占供給している米ボーイング社が、新中型旅客機「787」(ドリームライナー)に不都合ありと発表したことはそれほど売り材料となったわけではなかった。その後、安全性に問題はないとし、12年の納入計画は予定通りとの見解を発表した。今期業績予想は減額されたが、経常利益は従来予想を100億円下回る前期比11.2%増の1100億円に引き下げたもの。赤字転落や大幅減額修整企業が相次ぐ中では、なお、2ケタ増益予想である同社の力を見直す動きに発展してもおかしくない!?改めて、ここから買い場を探したい。

◆直近では、景気敏感株人気となっているが、ギリシャ問題はなお厳しい状況。内需関連で上昇トレンドにある銘柄はなお、先行き相場に期待している。6週線や26週線に下支えされ、なおPER修正高相場が期待できるベルク(9974)もそのひとつ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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