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2005/10/21

◆中期上昇波動の過程での調整期、とこの調整局面を位置付けている。といっても、本欄のみならず多くがこういう見方をしている。日本株投資における足元の海外要因は、直近で60ドル割れ場面がみられるものの依然高水準にある原油価格や住宅バブルがはじけそうな米国経済、そして米先物仲介大手のレフコの破たんが及ぼす世界の投資マネーへの影響、商品先物市場や株式市場への波紋だ。きょうの東京市場は、前日の米国株急反落に朝方一時1万3000円割れがあったが、昼休み中に東芝(6502)が9月中間業績予想の増額修正したことに力を得、小幅続伸した。また、東京市場だけでなく、直近調整色を強めている韓国、香港、上海、インド、シンガポールなどアジア各国市場も米国株安にもめげず揃って高かった(台湾は下落)。米グーグルの好決算発表を受け24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引)でナスダック指数先物が上昇に転じたことから、21日の米国株式高を先取る動きが強まったという。ただ、平均株価はきょうも25日移動平均線を上回ることはできなかった(本欄では75日線水準近くまで下げれば、きっちり調整を終えたとみるのだが)。■気になるのが金市況反落の要因といわれる米レフコの破たん。NY金先物の高値は10月12日の478.5ドル。20日の安値が462ドルで、昨年12月高値が456ドル台。この456ドル台を挟んだ水準が今回の金相場の調整時の安値と見ている。しばらくNY金先物から目を離せない。◎住友鉱(5713)は今朝寄り付きでいきなり4ケタ割れ。週末終値は1002円とかろうじて4ケタを守った。中勢調整ならば、今回の相場の基点である5月安値662円から9月高値1107円までの445円、67%の上昇に対する3分の1押しで959円、13週線目標では910円、深押しでは半値押しの885円となるが、今後の動向に注目したい。

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◆不動産株が堅調だった。が、この日、野村証券では不動産セクター判断を「強気」から「中立」に引き下げた。株価が今後のオフィス賃料10%程度の上昇を既に織り込んだと見たからだ(セクター内では、地価の下降局面で積極的に土地を取得し来期、再来期供給の大型オフィスビルの開発プロジェクトを抱える三井不(8801)をコア銘柄とし投資判断「2」を付与している)。不動産株指数は03年4月の安値からこの10月高値まで3.17倍となった。本欄が初期に強気した東急不(8815)は03年3月安値111円から7.8倍となった。下げそうにないのは、不動産株への高値警戒感は強く多くが大幅な信用売り長となっていることや、デフレ脱却が市場の掛け声となっているためだ。初期設定の目標株価は既に大きく上回っている。短期急落場面での突っ込み買い、噴き値売りで対処すべきか。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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