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2008/06/10

◆厳しい状況だ。10日の日経平均株価は、前日の下げをみた買い戻しなどが先行し反発で始まったが、ほどなく下げに転じ、下げ幅を拡大。1.13%の下げとなった。一時1万4000円を割り込む場面もあった。前日までの下げ渋る頑強さは消えた。そして、香港ハンセン指数が4.21%の大幅下げとなり、中国・上海総合指数は7.73%の暴落。台湾、韓国も2%超の急落でインドは1万5000ポイント割れ・・、アジア・太平洋15市場星取表は1勝14敗(上げたのはニュージランドのみ)だ。

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◆米財務長官が9日、「ドル買い介入を排除せず」と述べたほか、ドル防衛、原油高騰警戒論が飛び出し、利下げ休止の示唆もあり、ドル高が進行(円は1ドル=106円台後半へと円安が進んだ)したのだ。世界株式市場は、米サブプライム住宅ローン問題にかかる金融不安、景気不透明感を背景に3月安値に沈んだ後、「サブプラ暴落に対するゆり戻し相場」が続いてきたが、それも幕引きを迎えたようだ。

◆太陽光発電や風力発電の再生可能な自然エネルギー関連株や原子力発電関連株、そして、電気自動車や燃料電池車関連株、水処理関連株など7月の洞爺湖サミットがあと1カ月に迫ったところで環境関連株は高値波乱。洞爺湖サミット後に環境問題が消えるわけではないが、理想買いの相場は終わった?そう断定するには、原発関連株なら日製鋼(5631)のここからの相場を見ればよい。当欄が、「筆者の本年公式注目株・東芝プラシス(1983)は、三菱重工(7011)が米電力から原発建設を受注したと報じられたことをきっかけに買われ、2月の直近高値867円に迫った。木村化工機(6378)、帝国電機(6333)なども原発関連思惑株として買われた。きょうは蚊帳の外だったが日製鋼も原発関連株として先に人気を得た銘柄だ」と記したのは、昨年3月14日号。その日が、日製鋼を当欄で紹介した最初の日、終値は1091円だった。が、メインの銘柄紹介とはなっていない。その後、本格的に買い推奨することになるのだが・・。■相場の流れが変わったとなると、これまでの主役だったテーマ、グループ、人気銘柄は主役の座から追い払われる可能性がある。そのことは特に留意したい。そして、次の相場の牽引役はここからの波乱の中から新たに生まれてくる?

◆ソフトバンク(9984)が反発した。米アップル社の携帯端末「iPhone」発売日を7月11日に決定したことが、予想外の早さと驚きがあったためだ。しかし、携帯に「タッチパネル」が採用されたことから主役はその関連株となる。既に、関連株銘柄があちらこちらで推奨されている。が、携帯ゲーム機で採用され、携帯ではアップル社のほか米グーグルも参入し、米マイクロソフトは次期ウインドウズOSに採用を予定・・と市場は急拡が続くことから、当欄は、ここからの全般波乱相場は絶好の買い場探し場面とみて、推奨を開始する。抵抗膜式タッチパネルで世界シェアトップにあり10日に上場来高値を更新した日写印(7915)、下支えの75日線にタッチしたのは、タッチパネル用バーコードフィルムで中期成長が期待されているKIMOTO(7908)、あと、ワコム(6727)、グンゼ(3002)・・と続く。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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