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2012/10/18

◆「キャタピラー」(2010年)で主演した寺島しのぶが、同年2月のベルリン国際映画祭で主演女優賞を受賞した。監督は若松孝二。その若松孝二監督が17日に死去したとの記事を見たのはきょうの朝刊だった・・。1960年代後半の学生時代、、お茶の水の明治大学本校校舎はドームのあるしゃれた外観だった。その旧校舎の地下にあった各部の部室は見るからに汚なくネズミが走るような部屋だった。その部室に若松孝二監督を迎えたことが一度だがあった。一人でいらっしゃりお話をしていただき、ディスカッションをした覚えがある。筆者より10才年上だが、見た目は風采のあがらない新宿ドヤ街で酔いつぶれているおっさんと言う感じだった。何を語ってくださったのかまるで覚えがないが、質問に対しぼそぼそと答えていた印象だけが残った。その頃、ピンク映画とかエロ映画とか言われ、場末の映画館で上映されていたが、最初に監督が話題を集めたのは1963年のベルリン映画祭で「壁の中の秘め事」が正式招待作品となったこと。世の常識ある映画人たちからひんしゅくをかい、ベルリン主催側への非難がやかましかったものだ。若松作品を筆者が最初に見たのは、幸運にも、当時新宿で寺山修司率いる「天井桟敷」と競っていた「状況劇場」の唐十郎が映画初出演で、主演した「犯された白衣」(1967年)だった。1966年のシカゴ看護婦連続殺人事件から着想された作品で、タイトルはおぞましげであり、画面には若い男が次々と殺した看護婦の白い制服に赤い血があふれていたが、ひとりの少女だけが助かる。少女が男に、「そんな目でみるのは何故?」「あんたどこから来たの?」「なぜそんなに血を流すの?」・・と次々質問を重ね、男が答える禅問答風の会話と「海ほおづきの唄」だけが、今も記憶の奥に残っており、知らずに口ずさむことがある。●「キャタピラー」のリハーサルなしのいきなり本撮影開始はビックリ撮影だ。監督の見た目とはまるで違った声の張り、俳優に求める演技に、かつてのイメージなどは吹き飛んだ。我が家にある市販のDVD作品や録画したDVD、ブルーレイ作品を引っ張り出し、しばらく、若松監督の世界を窺うことにしよう。黙・・。

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◆この日、筆者の市況メモは真っ赤!欧米株が3連騰(NYダウは4連騰、ギリシャは5連騰)し、日経平均株価は4連騰。TOPIXは5連騰した。18〜19日には欧州連合(EU)首脳会議が開催される。メルケル独首相は「ユーロ危機解決には時間が必要」との指摘があったとこの日伝わったが、中国、米国の経済指標好転を背景に、東京はTOPIX業種別株価指数全33業種が上昇した。

◆内需関連でも、セブン&アイ(3382)は5日続伸した。ただし、9月28日の直近戻り高値2440円にあっと1円というところで止まったのは弱さ?幸い、9月第1週から7週続いた下値サポートラインである52週線との攻防戦はこの日、一気に6週線まで全4本の移動平均線を突破した。週末のあすこれを上回って終るとなれば希望の火が灯ったことになる!?●「食べ放題焼肉」のキングを展開する物語コーポ(3097)は5日ぶりに年初来高値を更新した。愛知地盤ということだが、首都圏でも知名度が徐々に上がりはじめたか?06年6月期から7期連続経常2ケタ増益見通しで、予想PERは10倍割れ。知名度の無さも月次売上高がネットで見ること出来る時代。引き続き期待!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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