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2011/11/04

◆休日明けの日経平均は前営業日比160円高の8801円と4営業日ぶりに反発した。2日、3日の欧米株は続騰した。1日の終値に対し2日間でNYダウは3.3%上げ3日終値は1万2000ドル台を回復。ドイツ・DAX指数は実に5.1%高・・などと欧米株の高い上昇率に比較し、日経平均、TOPIXとも1.8%台の上昇にとどまり、見劣りすることは否めない。日本のマーケットが休みの間に、欧州中央銀行(ECB)がトラギ新総裁を迎えての初会合後で予想外に政策金利を0.25%引き下げ1.25%としたこと。ギリシャ救済への「包括案」について国民投票を行なうと発表し世界市場を脅かしたギリシャの首相が国民投票の撤回を「示唆した」ことから、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が若干和らいだ。そして、ユーロが上げ、欧米株はそろって大幅続伸した。この日はアジア市場も大幅反発し、東京市場を後押しした。特に、中国が金融引き締めから緩和方向に舵取りし始めたことはアジア市場に追い風となりつつある。東京では、4日の米雇用統計発表前とあって様子見気分が強く、出来高は2日比1億株弱減少しており、上げ幅も、中国以外の東アジア市場の2〜3%超に対しいかにも見劣りする。

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◆ギリシャ債務問題はなおノドに刺さったトゲであり、さらにEUで3位の経済規模の大きなイタリアなどの債務問題も抱えている。この日は、欧州がらみの緊迫感が和らいだことで金融関連が上げ、円が高止まりするなかも、中国からのちょっぴり追い風を得て機械、自動車、電気機器などが急反発した。直近の米国では雇用関連でやや良い風が吹いており、今晩の雇用統計でさらにフォローの風を呼び込むようであれば、10月31日の戻り高値9152円トライも想定される。それには、NYダウが10月27日につけた1万2000円台トライが願われる。ただ、「8月の壁」を乗り越えるには好条件が相次ぐことが不可欠となるのだが・・。●大阪チタ(5726)は26週線4725円、52週線4833円が当面の目標株価だ。同様にボーイング「B787」関連である東レ(3402)は炭素繊維材を独占供給するが、今3月期は売上高から純利益までそろって過去最高を更新し、経常利益は2期連続の更新見通しだ。テクニカル面では、8月の急落以来、26週線に上値を押さえられてきたが、先週に続き、今週末もほぼ26週線と同値で終了した。一時530円まで振られ長い週足下ヒゲを引いての579円引けだ。まずは、年初来高値の640円台トライに期待。●コメ兵(2780)は2週連続週足陽線で、2月4日のリーマン・ショック後の高値461円に迫った。ゆっくりではあるが着実に上値を追う形に期待。●トリドール(3397)はゆっくりではあるが10月末の分割落ち後高値783円に迫りつつある。この日公表した10月度丸亀製麺の既存店売上高は前年同月比4.2%増だった。最近では最高の伸び率だ。客数が0.9%増え、客単価は引き続き3.3%増と高水準だった。そして、全店ベースでは売上高が26.9%増となり、会社計画である下期売上高21.9%増を上回った。再びウォッチング開始しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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