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2006/04/11

◆東証1部市場の値下がり銘柄数1128。TOPIX33業種中値上がりは9にとどまり、平均株価に寄与度の高い半導体・ハイテク株が大きく下げたにもかかわらず、不思議や平均株価はわずか38円安にとどまる!?よく分からない現象だ。10日の国際商品市況高騰を反映し資源・エネルギー関連株、非鉄・貴金属関連株が人気を持続する一方、半導体関連株はアナリストによる半導体市場成長率の下方修正と関連銘柄の投資判断引下げ相次ぎ下落幅が拡大した。ドイツ証券では半導体関連株についてはアナリストが1月限定強気相場を告げた後、再び、市場低迷予想を背景に弱気に転じたが、4月に入り、メリルリンチ日本証、10日の米UBS証券、11日のみずほ証券・・と半導体関連株に対して投資判断の引下げが相次いでいる。

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◆一方、米紙が<イランへの米国攻撃計画>などを報じ、10日の原油価格は期近物の5月限が1バレル68.95ドルまで買われ、6月物以降は70ドル台に乗せて終っている。また、NY金は商いの中心である6月物が601.8ドルと6日に続く2度目の600ドル台乗せで、騰勢を一段と強めている。LME銅、ニッケル、アルミ・・の高騰が続き、砂糖は相次ぎ石油大手がサトウキビ由来のエタノールをガソリンに混入するとしていることから、価格上昇が続いている。投機資金も資源・エネルギー関連を中心とした国際商品市場にとどまり続けている。◎住友鉱(5713)は2月6日につけた90年3月以来の高値1758円をきょう更新した。結局、1月以降の軟調局面で75日線前後に押した場面は好買い場となった。◎鉛・亜鉛の東邦鉛(5707)も市況高、業績大幅伸長を背景に75日線沿いの上昇基調が止まらない。◎昨年9月以来、200日移動平均線を下支えとし、上値関門となっていた2300円台をきょう突破し、2445円まで買われたAOCHD(5017)も短・中期妙味ありとみる。◎筆者のかつての主力注目株だった石油タンクメンテナンス大手の新興プランテック(6379・2部)がきょう急騰。2月10日につけた91年12月以来の高値974円をトップに、2月21日安値690円をボトムとし三角保ち合いを上放れる寸前の格好となっている。2月、3月安値時に株価を下支えしたのはやはり75日線!4ケタ乗せなしでは03年秋以降長期注目してきた肩の荷はおりなさそうだ。追撃買いしたい。

◆東急(9005)をUBS証は6日付けで「バリュエーションはいかなる観点からもセクター内で割高である」とし、投資判断「売り」、目標株価は430円としたレポートを発表した。悪いことに、5日付けでメリルリンチ証が作成した「渋谷ルネッサンス始まる」を受け、6日から急人気化。きょうも3円安の872円と高値圏で終っている。本欄では公示地価発表の翌日号(3月24日号)で改めて押し目買い推奨している。■80年代バブル期の前半相場をリードしたのは不動産株。後半は住宅、マンション、建築関連など住宅絡み株だった。直近、金利上昇前の住宅着工増を期待した相場が展開し始めた。きょうはユアサ商事(8074)が値上がり率上位となったが、これは低位住設関連株として買い人気を呼んだもの。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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