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2012/10/03

◆最寄り駅まで続く桜並木通りでは桜の葉の大半が散り、多くの桜の根元には、来春に切り落とすべき枝があることを示す紐が巻かれている。そして、道端にはあちらこちらで赤い花を咲かせた彼岸花(曼珠沙華)が並んでいる。吉田拓郎さんよりも早く60年代後半から私が大好きになった浅川マキさんは10年1月に公演先で亡くなったが、20枚弱のアルバム(LPレコードとCD、DVD)と何冊かの本を残してくれた。もちろん、全ての曲・詩が大好きだが、なかでも、「港の彼岸花」は「夜が明けたら」、「かもめ」などともによく口ずさむ好きな詩のひとつだ。彼岸花の名所はあちこちにあるが、何気なく道端に咲いている赤い花を見ながら、「白い花なら百合の花、黄色い花なら菊の花、悲しい恋ならなんの花 真っ赤な港の彼岸花・・」などととうたいつつ、ゆっくりと駅に向かうなんとも気持ちのいい時間が流れる・・。

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◆さて、日経平均が4日続落した。4〜5日の日銀金融政策決定会合、4日の欧州中央銀行理事会、5日の米雇用統計発表を控えて手掛かり材料に乏しかったことから、円は続落したものの輸出関連を物色する動きはみられず、と言っても、内需関連セクターには利益確定売りが続き・・、後場、下げ幅をやや拡大する場面があった。

◆当欄期待のセブン&アイ(3382)は変わらずを挟み4日続落。3日付け日経新聞朝刊2面は、「正社員半減、ヨーカ堂の落とし穴。成功の記憶が改革遅らす、好調コンビニにもあぐら」などと記した。当欄は「創業家事業としてはばかられてきたスーパー事業へメスを入れる作業が始まった」と記し、その見方に沿って、鈴木会長らが事業転換を図っていく限り、「強気」で同社株を見ていくべきであろうとしてきた。今も変わらない。■コンビニ事業の成功は、知友アナリストが先に共著し出版した「日本の問屋は永遠なり」で、企業のキャッシュの余裕度を測る指標として「キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)」に着目し解説した。めんどくさい作業の紹介は止め、例文で紹介しよう。彼は、「日経新聞ではしばしばアップルの強さのひとつとして、このCCCをとり上げることがある。2012年1月17日付けでは、10年度のソニー(6758)とパナソニック(6752)のCCCは約40日だが、アップルはマイナス20日と60日の差がある。つまり、ソニー、パナソニックは現金回収に40日かかっているが、アップルは製造する20日前には回収を終えている。結果、アップルには手元に多額の資金が常に残り、その余裕資金を研究開発に回せるので、次々とヒット商品が生み出せる」と解説したという。記事に余裕がなくなったので、「CCC」とキャッシュ創造力がある日本の卸売業については別の機会に紹介するが、コンビニや先に当欄でも「買い」としてきたコスモス薬品(3349)などはCCCがマイナスであり高成長が持続していると指摘していたのだ。■セブン&アイは、8月の「上ヒゲの長い陰線の月足」が上値にシコリ有りを示唆しており無気味。9月相場では安値時に下値をサポートした52週線、12カ月線だが、ここからの厳しい場面でも下支えし続けることが出来るか?再び注目することになる・・。●ビットアイル(3811)は800円台前半から一服も、6月初め以来の52週線を回復済み。ここは、一息入れるのを待とう。ウェザニュズ(4825)も同様だ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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