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2010/12/15

16日付けは私用のため休刊とさせていただきます

◆日経平均は前日比7円安の1万309円と小幅に3日ぶり反落したが、全般買い気は根強くTOPIXは小幅に3日続伸した。14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の声明文で景気認識を引き上げ、金融政策は現状維持としたことから30年国債が急落しドルは下落した。しかし、11月小売売上高は予想を上回ったことが、年末商戦への期待につながるNYダウは3日続伸した。しかし、東京では、朝方発表の12月調査の日銀「短観」で大企業製造業の業況判断DIがプラス5と7半期ぶりに悪化、鉄鋼は先行きのDIマイナス幅拡大見通しとなったことが嫌気され、TOPIX業種別株価指数で値下がり率2位となるなど、大企業製造業DIの悪化が上値の重しとなった。年初来安値更新は3日ぶりに1銘柄があったなど低水準が続く一方、年初来高値更新は連日で50を越えるなど買い方優勢の相場が続いている。ただ、25日平均騰落レシオは引き続き150ポイント、行き過ぎ水準で推移している。これが、下がり始めた後が注意信号か。

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◆筆者注目株のひとつである浜松ホトニクス(6965)が3000円に急接近した。今春以来、上値関門となっていた2700円前後の壁を破った後は、順調に上値を追う展開が続いている。09年2月のリーマン・ショック後安値1455円からの上昇相場だが、06〜07年にかけての下値ゾーンだった3000円台前半が今度は上値の壁となる?全般相場との兼ね合わせはあるが、買いは、それなりの反動安を見てからとすべきか。いずれにしても、長期では大きな期待をもっている銘柄であり、攻める時は積極的に攻めたい。ただ、ここはあわてる必要はないか。

◆マクドナルド(2702)は前週の「週足、上ヒゲの長い小幅陰線」が一息つけと示唆している?15日付け日経新聞朝刊は、「2011年12月期中に、『カフェラテ』など9品目のコーヒー取扱い店を7割増やし、全店の9割弱の約2800店で販売する。取扱い店を広げ、喫茶需要を専業チェーンから奪う戦略を進める」と報じた。しかし、株価は10円安の2096円と反落した。8月安値1905円から今月8日に2150円まで上昇。2008年10月の直近高値2170円に急接近したこともあり利益確定の売りが優勢となったものだ。たった245円、12.9%の上げで、といわれても、今年2月安値1800円から6月高値2099円までが299円、16.6%の上昇であり、1日の値上がり幅が20円を越えることが少ないここまでの同社株には、13%、16%高はよく上げたというべきか。そんなこれまでの常識を破るために、ここから、突っ込み場面あれば中期買いするチャンスとみて、1900円〜2000円前後への下げを待ちたい。

◆日化薬(4272)が前週8日から上げ足を速め、8日安値795円からこの日の年初来高値861円まで急伸してきた。大手証券が「バイオ後続品」(バイオシミラー)第1期の勝者だと評価したことが主因のようだ。よくみれば、昨年8月に800円台をつけた後、800円を挟み高値圏でもみ合う展開が1年4カ月に及んでいる。それ以前では05年12月から07年10月にかけて1000円を挟んだ台地状の相場を形成も、それ以上は伸びきれずに終った過去があり、難敵に見える。しかし、ここから「チャートの形と日々の値動き」をウォッチングしていきたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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