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2006/02/20

◆新興市場の下げが加速している。大証ヘラクレス市場は再び値上がり銘柄数ゼロとなった。マザーズ市場は値上がり銘柄数9。マザーズ指数は1月16日の高値2800ポイントから1カ月強で1485ポイントまで下落。きょうまでの下落スピードだとあすには1400ポイント割れとなり、ピーク比半値水準になりかねない。マザーズ指数は2004年にも7月高値2786ポイントから11月安値1391ポイントまで一本調子で下げたが、その時は高値までの上昇期間が長かった。一方、今回は12月に500ポイント上げただけであり、それ以前は、東証1部やジャスダック市場の活気をよそに換金売りなどに押され「蚊帳の外」状態だった。そして、1月16日の夜、マザーズ市場に上場のライブドア(4753・マザ)(監理ポスト)に東京地検特捜部などの強制捜査が入り、万事休す。今週前半にも堀江前社長らは再逮捕され、ライブドアは粉飾決算で上場廃止される方向に。東証第1部市場の外国証券寄り前注文状況は、きょうで9日連続売り越しとなった。17日のGDP発表で株価にとっての好材料は出尽くしたとの見方が急速に広がった。平均株価なら昨年8月の急騰前夜の水準から4割強の大幅高をみたにだから、直近のような急反落があっても不思議ない。が、ろくに上げもしなかったマザーズ市場のバイオ・ベンチャー株やネット関連株以下がボロボロになるのだから相場は恐い。ちなみに、ジャスダック平均は1月16日高値から17%の下落に止まっている。■筆者の勤め先が今週主催する新興市場IRセミナーで登場するのはメディビック(2369・マザ)橋本社長。ゲノム創薬コンサルティングや新薬開発を手掛けるが、きょう1万円ストップ安の6万5700円まで下落し連日で上場来安値を更新した。先にも買いたが、赤字幅が連続縮小見通しにあるものの、買い意欲が冷えきった市場ではまるで買いが入らない。◎以前、マザーズ市場の体温計でもあったJストリーム(4308・マザ)も18.6万円まで転んできた。1月16日高値39.9万円からは半値以下だ。◎ヘラクレスのダヴィンチアド(4314)も先週末に26週移動平均線割れ。51万7700円にある200日線を意識した展開に向かう格好。いずれにしても、「どうしようもない」と思ったところから買い始めれば、当面苦しい展開が続くものの、最終的には熱くなって買った場合よりも投資リスクは小さい。<どこまで下がるか分からない恐怖はどこまで上がるのだろうという楽観論よりもいい結果を生むはずだ・・>。◎もっとも、平均株価やTOPIXのチャートをみた限り昨夏からの上げ幅に対し下げ幅は限定的。まだまだ、下がりそうな気になるから相場は恐い。先週ひとり上場来高値を更新し全般相場のともし火となったトヨタ自(7203)が反落し、自動車関連株は一服。◎中期注目したいのは後発医薬品の沢井薬(4555)。今3月期業績は大幅増益で最高益を更新する見通しにある。医療費引下げを目指す政府の動きが後発品メーカー有利に働くからだ。今月に入り12カ月線が24カ月線を再び上抜くゴールデンクロスを示現。上昇基調への復帰を示唆している。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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