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2009/01/06

◆6日の日経平均は37円72銭高の9080円84銭と6日続伸した。これは、07年6月28日−7月5日以来、1年半ぶりのこと。出来高も21億株を超え、売買代金は1兆4030億円と増加した。ただ、後場13時過ぎからは模様眺め気分が広がり、一時下げに転じる場面もあった。

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◆5日の米国市場では利益確定売りからNYダウ工業が4日ぶりに小反落した。しかし、オバマ次期米大統領は5日、減税や大型公共投資を柱とした景気対策法案の早期審議終了を議会に呼びかけたほか、8日にも経済政策に関する演説を行う計画だとも報じられるなど、20日の大統領就任前に引き続き積極的な動きを見せており、リセッション(景気後退)のただ中にあっては、大統領の動きが注目されていることに変わりはない。とはいえ、大統領への過大な期待が凶刃にならなければいいが・・。

◆東京市場では、目先、物色の流れが変化している。昨年末に人気を集めてきた内需、消費関連株が利益確定売りから概ね軟調展開となるなか、環境関連株人気や輸出・外需株の修正高局面が続いている。5日のNY原油先物価格が3日続伸し一時1バレル=49.28ドルに買われ、昨年12月19日の安値32.40ドルから52%上昇したうえ、6日の東京外為市場で1ドル=93円台前半となり、12月18日の直近高値87.24円からドル高円安となったことから、輸出・外需関連企業に業績の一段の悪化懸念が後退、主力株物色が強調展開となった。●太陽電池関連株としてシャープ(6753)がストップ高比例配分となり、●原子力関連株として人気付いた東芝(6502)が売買代金トップとなり大幅続伸するなど、環境・エネルギー関連株として人気が復活している。

◆前日、2ケタ増の月次売上を発表したファーストリテイ(9983)が反落に転じるなど好調消費関連企業の株価が下げに転じたり、下げ足を早める銘柄が増えてきたことは、年明け早々の相場下では極めて悪い兆候とみる。取り越し苦労だといいのだが!?引き続き、消費関連株の動向に留意したい。

◆例えば、靴の卸・小売りを手掛けるABCマート(2670)は昨年12月8日に3900円の昨年来高値に買われた後、下げに転じ、きょうは中期相場の指標である26週移動平均線を割り込んだ。まだ、中勢下落基調に転じたとの示唆はないが、要注意となった。●吉野家HD(9861)も同様、当面は中・長期移動平均線が下支えをするかどうか様子をうかがいたいところだ。

◆農業関連株が個人投資家など目先資金の買いを集め人気となった。5日に石破農相が減反廃止の検討を示唆したことがきっかけ。●日農薬(4997)は一時100円高のストップ高に買われた。733円にある24カ月線を突破するかに注目。そうなれば、800円処の12カ月線、200日線挑戦もある?●全農が3割強の筆頭株主であるクミアイ化(4996)は昨年1月安値148円をボトムに、6月高値374円をトップとした三角保ち合いにある。保ち合い上放れとなれば、新たな動きが予想される。しかし、短期急騰急落癖が近づき難くする。●同社が筆頭株主であるイハラケミ(4989)も同様な三角保ち合いが続く。農機の井関(6310)も低位材料株人気が先行、信用需給は良いが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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