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2005/05/24

◆結局、5月相場は4月中旬以降の小幅レンジ内の動きを破れないまま、6月にバトンタッチ?平均株価は、米国株高や寄り前の外資系証券注文状況で連日の買い越しとの支援があったものの、買い一巡後は利益確定売りや先物の裁定解消売りに押された。なかできょう市場が気にしたのは5年ぶり高水準となった信用買い残株数(需給悪化)だが、近頃の日経新聞1面記事を見れば市場に力強さが戻らない理由がよく分かる。先週末20日朝刊が、「上場企業の今期利益伸び1.5%に鈍化」(企業価値の伸び鈍化)。きのう朝刊は「今期設備投資バブル崩壊後初の2年連続2ケタ成長」(同価値の上昇)と持ち直したが、夕刊で中国呉副首相が「東アジア共同体、日中協力で推進」をうたったものの、小泉首相との会談をドタキャンし帰国(外部環境悪化)。きょうは、「橋梁談合で一斉聴取」、経営陣らが詐欺事件で逮捕された「イカリソース(非上場)が会社更正法の適用を申請へ」(企業の不祥事)が並び、夕刊は「(先に上場廃止になった)西武鉄道が臨時株主総会を開催、銀行&運輸省(現国交省)OBによる新体制発足」(不祥事後の新たな出発?)が注目された。よし、いける、との感触は設備投資関連ニュースのみ。そして、介護大手のニチイ学館(9792)は虚偽記載絡みで上場廃止基準に抵触の恐れありとされ、一時ストップ安場面。

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◆さて、相場は好悪を織りまぜて前進後退を繰り返し、リズムを刻んでいく。昨年12月に工場火災に泣いたマツダ(7261)はきょう3年ぶりの400円台乗せを果たし、401円で引けた。本田が5300円台、トヨタが3900円台、スズキが1700円台、日産自が1000円台のなかでやっと400円台。好業績が一過性でなく継続するにはまだまだマツダがやるべきことは多い。そして、課題が多いほうが株価刺激要因となる。中期強気継続。■ノンバンクのジャックス(8584)が860円を付け98年3月以来の高値となったが、08年3月期にかけ営業利益2ケタ成長でEPS100円試算の声もある。◎今月中の新経営戦略、事業計画発表予定の日信販(8583)とともに強気継続。◎好業績・思惑株の日無線(6751)や◎含み資産及び構造改革関連で思惑買いのヤマタネ(9305)は高値波乱歓迎の余裕を持って、日足チャート睨みながら買いチャンスを探そう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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