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2016/02/18

◆日経平均株価は前日比360円44銭高の1万6196円と反発した。米ERBは17日会合後に議事録を公開。不安定な金融市場、中国経済などの減速がアメリカ国内の経済活動をさらに停滞させる可能性があるという見方で一致。NY原油先物は原油生産量維持案にイランが支持を表明したことを受け1バレル=30ドル台を回復。NYダウは3連騰。円はNYで3日続落となり、東京外為市場でも114円台で発進するなど反落推移となり、買いが先行。利益確定売りが上値を抑えたものの、前日までのリスク回避の動きが後退し、後場後半にこの日高値を付ける場面もあった。

 出来高は前日比2億1187万株減の26億2820万株と2日連続30億株台割れ、売買代金は4142.47億円減の2兆7012.2億円と4日連続で減少した。アジア株も軒並み上昇したこともあり、日経平均は一時1万337円58銭と500円超の値上がり場面もあった。引き続き、海外株式市場や原油先物価格の堅調推移、そして、円の弱含む展開が続くかにマーケットが左右されるといった、不安定な動きが続きそうだ。

 17日に米FRBが公開した会合議事録では、「不安定な金融市場や中国経済などの減速がアメリカ国内の経済活動をさらに停滞させる可能性があるという見方で一致し、参加者の多くが国内の景気の先行きにリスクが高まっているという認識を示していた。そして、議事録では、年明け以降に不透明感が増している世界経済が米景気及ぼす影響を慎重に見極めたい」との意向がにじみ出ているとの報道もあった。

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◆トヨタ(7203)が3日ぶりに反発した。ただ、朝方から買い先行も、利益確定売りが上値を削る展開となり、終値は104円高の6180円。この日午後に、国内で販売したスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」と「ヴァンガード」の計約17万7000台をリコール(無料の回収・修理)、世界全体では計約287万3000台をリコールすると発表したことから利益確定売りを誘ったようだ。

 それでも、先週6000円割れ場面があった後は6000円台固めが続いている。そして、全長期移動平均線割れと厳しい状況にあり油断は許されない。国内トップ企業の株価の早期長期線回復が願われるところだ。日本のみならず世界株式・金融市場全般の厳しい展開から、いかに抜け出すか?見えてこない不気味が残るなか、日経平均株価とトヨタ株の動きをウォッチングしつつ、自分こだわりの銘柄に向かっていきたい。

◆筆者1980年代からの縁があり、当欄でも紹介している星野Rリート(3287)が1.1万円高の128万円と4日続伸。一時129.4万円と昨年11月2日の高値となった。16日に「星野リゾート リゾナーレが2015年日本ホテル宿泊客満足度調査で第1位を受賞したと発表(J.D.パワー2015年日本ホテル宿泊客満足度調査1泊1万5000円〜3万5000円未満部門)したことにも注目し、52週線超えを維持できるか?引き続き、長期線超え後の相場に期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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