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2010/07/14

◆日経平均は前日比258円高の9795円と3日ぶりに大幅反発し、TOPIX全33業種がそろって上昇した。前日まで軟調展開が続いていたうえ、米大手決算発表第1号のアルコアが市場予想を上回りNYダウが6日続伸、欧州株もまた6日続伸した。さらに、引け後に半導体大手インテルが4−6月期好決算並びに次期業績続伸見通しを発表したことが重なったうえ、対ドル、対ユーロで円安が進行したことも追い風となり、輸出関連株など景気敏感株を中心に物色人気が広がった。■米国市場では、相次ぐ企業の4−6月期好決算、7−9月期好調予想発表に楽観が広がっており、相場は湧いている。この流れが、アジアにも伝播し、中国・上海総合指数の反発、東アジア・東南アジア株式市場も堅調に推移した。欧米の投資家は次第にリスク許容範囲が広がりつつあるという。今朝の市場筋推計「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」によれば、差し引き1180万株の買い越しに転じた。5月、6月と大量に売り越した海外勢が1000万株を超える買い越しとなったのは4月30日以来のことだ。母国相場の好調が日本株買いの主因となったとみてよい。後は、どこまで、期待を膨らませ過ぎるほど買いあがることになるのか、調整色はいつ濃くなるのかが注目ポイントとなる?■1部市場出来高は、前日比4億株を越える大幅増の23億251万株となった。これだけ見れば、元気が出てきたと思える。しかし、出来高の大幅増は、前日に公募価格を決定したみずほFG(8411)が8億9217万株、全体出来高の38.7%を占める大商いを演じた結果に過ぎない。裸の実力ではない。値がさ株の多い電気機器などテクノロジー株も上昇したが、みずほFGのせいで売買単価は3日連続で急降下し今年最低だった1月14日の493.0円以来の低水準となった。

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◆米国では、今や敵なしと思われた米アップルが変?米消費者団体が発行するリポートは12日、「iPhone4」をテストした結果、電波感度の問題が確認されたと発表した。電話の左下部分に触れると、感度が大きく低下し、通話が切断される可能性があるとして、購入を「推奨しない」方針を明らかにしたというのだ。アップルは何のコメントも出していないという。好事魔多しというが、アップルの場合はどうか、注目される。

◆独立系で首都圏郊外を中心に戸建て販売を手がけるタクトホーム(8915)が3日続伸。一時7万5500円まで上げ幅を拡大し200日移動平均線に急接近する場面があった。13日発表の前10年5月期単独経常損益が53億円の黒字に転換し、6期ぶりに過去最高を更新した。続く、今11年5月期経常利益予想を前期比12%増の60億円と発表。2ケタ増益で連続最高更新見通しだ。物件の平均分譲価格は約3000万円と安価であり、土地の仕入れを厳選し、事業サイクルの短縮化を図ることなど引き続き収益性を重視するとの評もあった。52週線に下支えされ、昨年11月高値をトップとした三角もち合いから上放れ寸前にあるここからウォッチングを開始しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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