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2009/02/18

◆18日、東京市場で日経平均株価は111円07銭安の7534円44銭と3日続落。前場寄り後には15分間ほど7500円を割る場面を見、あとは、7500円台央を中心としたもみ合いに終始した。ザラバでの7500円割れは昨年11月21日以来3カ月ぶり。17日の欧州株、米国株が金融不安増大、景気低迷長期化懸念から大幅安となり、売り優勢の展開となった。注目されたGMとクライスラーの経営再建計画は提出期限の17日に米財務省に提出されたが、18日の米国市場の反応を見たいとされた。また、同日に発表される1月の米住宅着工件数の数字にも市場の関心は強く、米株動向を見たいとして積極的に上値を買う動きは乏しかった。

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◆もっとも、前日にはホンダ(7267)の「インサイト受注好調」報道があったが、この日はトヨタ(7203)に「在庫調整が進展した。5月から前月比3割増産に転ずる」との報道があり、一方的に売り込む動きは見られず、全般下げも限定的となった。■主力株では、ソニー(6758)が4日連続年初来安値を更新し、1980年3月以来29年ぶりの1500円台突入となり、野村HD(8604)は3日連続、東芝(6502) は連日で昨年来安値を更新し、NEC(6701)はきょう221円まで下げ1978年8月以来30年半ぶり安値となった。■18日の米国では、1月の住宅着工件数と1月の鉱工業生産の数値に市場注目。日本では、18−19日に日銀金融政策決定会合が予定されている。

◆当欄はこれまで記してきたように、主力株は、潮目の変化が観察され、テクニカル面で上昇基調入りを示唆する状況となるまでは、積極的に取り上げようとは思っていない。■その意味で直近、紹介してきたのは、「銘柄数は少ないが小型株であり、市場テーマが業績を押し上げる」見通しにあり、「株価は、長期低迷が続いた後、昨秋に大底を付けたばかり、かつ、ここまでジリジリと上値追いが続いている」銘柄だ。そして、繰り返すが、介護報酬上げ恩恵銘柄がそのひとつだ。

◆業界トップはニチイ学館(9792)。この日は、終値でも昨年8月の戻り高値1493円を更新し、一時昨年5月以来の1500円台乗せとなった。昨秋安値からまもなく倍化とあって、飛びつき買いは避ける水準となったが、200日線、52週線が1300円処にあり、突っ込み買いは良しとみる。

◆そして、当欄トップピックは、きょう1400株超の商いで5日の戻り高値13万4800円をうかがう13万1000円を付けてきたメッセージ(2400)。1月後半から出来高を増やしており、昨年10月上場来安値5万9000円を大底に上昇基調を鮮明化させている。■また、極端な出来高薄に難があるがケア21(2373)も昨年10月に2万4010円を2回付け、上場来安値W底で反転、25日線沿いの上昇基調から4万円台央の上値ネックライン突破をうかがう構えにある。また、昨年12月に上場来安値1万円とび台でW底を打ったロングライフHD(4355)も出来高薄が難点だが、今週に1万9000円台を付け、200日移動平均線を突破、52週線に肉薄している。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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