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2012/08/13

◆ロンドン・オリンピックが終わった。が、実況中や録画した番組のなかでこれまでみたのは男・女サッカーの準決勝戦から決勝戦までと男子体操、女子新体操くらいか。あとは、大好きなマラソンもきちんとみることなくニュース映像でみたくらい。前回の北京大会もよく覚えていないし、競技の録画もしなかった。ただ、「「紅いコーリャン」や「初恋のきた道」、「HERO」、「LOVERS」の監督チャン・イーモウ氏が監督した開会式だけは録画したが・・。これまででオリンピックを一番熱心にみたのは2000年秋のシドニー大会だ。98年1月に長年勤めた証券会社を退職する直前に休暇を使って、ほぼ1カ月間、オーストラリアに出かけ、シドニーの義兄宅に滞在。大陸横断鉄道を旅し、シドニー郊外の何箇所かの海水浴場に日がな一日出かたり、建設が進んでいたシドニーのオリンピック会場を見に行くなど大満足の旅だったうえ、義姉の通う教会の前の道路がマラソン・コースとなり、高橋尚子選手がかっこいい走りを見せて優勝した印象が強かったことが主因だろう。ロンドン大会はこれからゆっくり録画をみて楽しむことにしよう。結果が分かっていても別段楽しさに変わりはない。むしろ落ち着いていろいろな角度からみることが出来るのだ!

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◆さて、日経平均は前週末比6円安の8885円と小幅続落で、上下幅はわずかに39円で今年最低。世界経済の停滞懸念から欧米株式市場が連日で小動きに終始したうえ、国内では、夏休みモードとあって売買エネルギーは極端に減衰、円が対ドル、ユーロで続伸したことも嫌われ、極薄商い・・と模様眺め気分が強かった。

◆そんななか、セブン&アイ(3382)は東日本大震災発生の昨年3月に付けたホールディング・カンパニー化後の最安値1755円を大底とした上昇基調に弾みが付いた?7月に10年4月高値2468円、今年4月高値2485円の2つの頂点をクリア。8月に一段上に進んだことで、引力圏を突破。押し目あれば「買い」のチャートとなったことが鮮明となった。先行き2段階で10%に引上げる消費税増税が待っているが、「大底を打ったチャートは強い」。まして、推奨時や2日号で記したように、現在の儲けの柱はコンビニエンス事業であり、スーパー事業でこれまでは創業家への遠慮があったが、ここからは、スーパー事業再編などにも踏み込むことになろう、そして、一段の成長加速が期待されると見ている。全般急落時も従来の上値ネックラインだった2400円台前後から「買い」ゾーンになったとみて、「強気」で押し目押し目を拾っていきたい。●7月27日号から記し始めたのが、08年高値1528円から長期下落基調にある「穀物高騰関連」株の日清粉G(2002)だ。前週末に5月2日以来14週間ぶりに52週線へのプラスかい離を回復した。このまま52週線沿いの上昇基調入りするか?注目したい。●この日、農薬や肥料を手掛ける日産化(4021)が「穀物高騰関連の業績増額修正銘柄として」買い人気が続き、8日の年初来高値を更新し、一時昨年8月以来となる900円を1年ぶりに付けた。では、そろそろ、日清粉Gを打診買いしても良い・・?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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