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2014/12/16

◆日経平均株価は前日比344円8銭安の1万6755円32銭と続急落した。15日のNY原油先物が1バレル=55.91ドルと09年5月以来5年7ヵ月ぶり安値に下落し、年初から43%の大幅下落となったことから、世界経済の先行き懸念が高まった。欧州株の続落基調は止まず、米国株も続落基調とあって円は1ドル=117円台へと続伸。朝方から売りが先行した。中国の製造業景況感も悪化したことから、日経平均株価は11月17日以来ほぼ1ヵ月ぶりに終値で1万7000円台を割り込んだ。出来高は24億2932万株と前日比2億6210万株増加した。■業種別株価指数は全33業種とも下落した。11月27日以来で今年24回目の全業種下落だ。ちなみに、きょう現在、日経平均株価は昨年大納会比464円高となっているのだが・・、全業種上昇は11月18日が最後で今年はここまでで14回あり、全業種下落が10回多い結果・・に。値下がり率1位はその他金融で2.70%安、2位食料品2.57%、3位はバルチック海運指数が17日続落したことが嫌気された海運で2.45%安、4位は原油安が止まない卸売で2.39%安。5位は精密機器が2.30%安で続き、6位その他製品、8位機械2.16%安と輸出関連が続いた。一方、下げ幅が小さかったのは内需関連セクター。1位陸運は0.13%の小幅続落、2位空運0.46%、3位保険0.97%安、4位ガス・電気、5位サービス1.40%・・。

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◆高島屋(8233)が続急落した。15日発表の国内百貨店子会社を含む11月度売上高が前年同月比0.3%減となったことが、全般急落商状も重なり下げ幅を拡大させたようだ。百貨店事業は大型リニュアルを進める玉川店等が売上を伸ばし、高額品やファッションアイテム・食料品等が売上を伸ばしプラスとなり、免税販売額は前月に続き前年比倍超となった。しかし、法人事業が大型案件の受注減などで11.4%減となり、クロスメディア事業ではカタログ受注減により10.7%減に転じたことが響いたという。外国人客増で期待した分、下げ幅が大きくなったところに、全般急落相場が響き下げ幅を大きくしたといえる。11月の年初来高値1071円から100円強の下値だが、全般相場が堅調展開に転じるまで、950円の下にある中長期移動平均線が下支えすることができるか?●三越伊勢丹(3099)は13週線を割り込んだ水準にあるが、正月セールを意識した相場に戻れるならばここから突っ込み買いとなるのだが・・さて?■サイバダイン(7779)東証Mが220円安の2460円と3日続落し下値模索の展開が続いている。この日もメディカル・データ・ビジョン(3902)など5社が新規上場するなどIPOラッシュの中とあって、一時は2377円まで下落。7月の株式分割後の最安値を連日で更新した。ただ、9日には、国・地方公共団体・民間事業者等を構成員とする第2回東京圏国家戦略特別区域会議が開催され、国家戦略特区において同社の「HAL」を活用した身体機能回復療法に対する保険外併用療養の特例に関する提案が認められている。今年5月に当欄で同社株を記した時に続き、再び、ウォッチングを開始する時が来たようだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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