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2008/06/03

◆3日、アジア市場の星取表は1勝14敗と総崩れ。欧州はプラス発進も、当欄は先週央から「3月安値からの世界同時ゆり戻し相場は少なくとも短期的な調整期に入った」とみている。●低炭素自動車関連株では大化け期待の新神戸電機(6934)が6連騰。一時1005円まで買われ、1991年11月以来16年7カ月ぶりに4ケタを回復する場面があった。4月最終週に500円割れ水準で急騰劇の幕を開け、7週間で株価は倍化超を達成したのだから、いったん調整期入りしても良い。●古河電池(6937)も100円高の810円ストップ高引けとなり、昨年12月18日安値166円から大化けとなった。●リチウムイオン電池の正極材料が利益を押し上げる日本化学(4092)も39円まで買われ、5月23日の年初来高値365円を更新した。が、370〜390円台には分厚い上値ネックラインが控えており、4月の250円割れから駆け上がってきた今相場では利益確定売りが無難か。■原発関連株では、主力の東芝(6502)、重工(7011)もさりながら、主役となった日製鋼(5631)が2375円に買い進まれ連日で過去最高値を更新。6連騰で1月22日の年初来安値1335円から1000円超の上昇となった・・。当欄はこれまで、「環境関連株は、7月の洞爺湖サミットを控えこの春まで買える」とのトーンで記してきた。しかし、サミットまであと1カ月強の3日、原発関連株は日製鋼だけでなく、木村化(6378)、トウアバルブ(6466・東2)、岡野バルブ(6492・東2)、帝国電(6333)が揃って年初来高値を更新・・とすっかり勢い付いた。そろそろ、当欄はいったん、ほこをおさめても良いとみる。

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◆太陽電池関連株として推奨していた東京製綱(5981)が、255円まで買われ、年初来高値を更新。やや低位材料思惑株の範疇に属す同社株だが、250〜270円台が頑強な上値関門となっており、これを突破できるかがポイント。当欄は、利益確定売りを推奨。ちなみに、●丸山製作所(6316)が、後場上げ幅を拡大し20円高の263円高値引けとなり、東証1部市場で値上がり率11位となった。前場寄り付き242円からの上昇で、出来高も前日比186万株増の227万株と急増。同社株は以前特定グループが介入したこともあり、目先資金が介入しやすい銘柄として知られている。東京製綱を手がけた一部の筋が短期的な買い仕掛けをしてきたとの見方がある。全般高値警戒感が強まるなかでは、全般相場の流れとは全く別個に思惑相場を展開する可能性もある。あくまで思惑株と割り切ったむきには、値動きを見ながら投機するのも腕試しになる?

◆かつて当欄で大相場を期待したことがある半導体設計なども手がける異色の半導体商社イノテック(9880・東2)が、5月中旬の大手証券強気レポート発表後よみがえってきた。20日の戻り高値843円突破から「強気の買い」としたい。また、●電子部品主体の専門商社サンワテク(8137)は11円安の691円引け。出来高はわずか8700株で、全般相場と全く無縁の不人気銘柄。しかし、今09年3月期連結業績予想が増収2ケタ営業増益で、配当利回り2.89%、PER6.36倍と割安!売買単位は100株。荒れた相場なら、「風待ちの港」となろう。嵐を歓迎して、配当取りで中長期買いするか。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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