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2011/06/17

◆17日、6月3週末、日経平均は前日比59円安の9351円と続落した。3月18日以来3カ月ぶりの終値安値(TOPIXは同月15日以来の安値で引け)だ。欧州では引き続きギリシャ債務問題の着地点が見えず為政者、国民、投資家は右往左往。ヒットラーが台頭した時、各国の思惑が分かれ、結局、ヒットラーとドイルの暴走が欧州大陸を襲ったが、ギリシャなど南欧の債務問題にドイツ、フランスなど経済好調組も頭を抱えたまま。また、米国では経済の鈍化が一段と鮮明化するなか、Q2(第2次量的緩和政策)の6月終了を控え、Q3はあるのか?Q3があってもいたずらにバブルを創生し膨らますばかり、もしそのバブルが崩壊したとなれば、08年のリーマン・ショックの二の舞となる?NYダウは前日の上げで週足が陽線となっているが、17日の終値が気にかかる。買い方、売り方の攻防戦が今週どういう結末となり、来週の世界の相場をどう導くのか注目される。来週20日にはユーロ(EU)財務相会合があり、23日〜24日にはEU首脳会議が開かれる。一方、米国では、21日には米中古住宅販売件数の発表、そして、22日にかけて米FOMCがあり、22日にはバーナンキFRB議長の記者会見がある。Q3のにおいがするか?いずれにしても、積極的に動くのはギリシャ債務問題やQ2後の方向が決まってからでも遅くない。買いは慎重に。ちなみに、NYダウの200日移動平均線は1万1586ドル。16日終値から565ドル(4.88%)の余裕がある。もっとも、ポストQ2次第で5月2日のリーマン・ショック後高値から上げ下げしながらじりじり下げてきた流れが反転するか、下げを加速してしまうが・・。

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◆当然、長い無用の資金が中心。当欄注目のウェザニュズ(4825)も4日ぶりに東証部1部入り後の高値を更新したが、利益確定売りも早く急反落で終った。3週連続陽線ではあるが、高値波乱で上ヒゲの長いいやな格好となった。23日には気象庁の3カ月予報が発表される。猛暑、それとも平年並みか、意外と平年以下か?節電絡みで気になるところだが、同社の天気・気温など気象の携帯サービスがさらに充実されているなか、同社業績にはどちらでも追い風となりそうだ。ウォッチングを継続しよう。●また、6月14日に1185円の年初来高値で01年6月以来10年ぶり高値を付けたのは当欄注目株の科研薬(4521)だが、日足は続落し5月20日以来ほぼ1カ月ぶり安値で終了した。いわば、シジュフォスの神話ではないが、この1カ月間の努力が帳消しとなってしまった格好だ。1040円台にある26週線前後で下げ止まり、しぶとい展開が続くか、利益確定売りが当分優勢となるかウォッチングは怠れない。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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