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2010/04/26

◆4月第4週初め、週後半にはゴールデンウィークを控えた東京株式市場で日経平均は前週末比251円(2.30%)高の1万1165円今年第3位の大幅上昇率で3日ぶりに急反騰し1万1000円台を回復した。23日発表の米経済指標がそろって好調で景気への楽観論が広がったうえ、ギリシャがEUとIMFに支援策を発動したことを受けてユーロが対ドル、円で反発、NYダウは8週連続で上昇し、S&P500種指数は19カ月ぶり高値で前週を終えた。一方、4月5日高値で前週末まで調整が続いてきた日経平均もきょうの急反騰で目を覚ました?牽引したのは輸出関連主力株。TOPIX業種別株価指数でみれば、円安・原油高を嫌気された空運を除く33業種中32業種が上昇する全面高商状だった。そして、連休前のひと稼ぎとばかりにストップ高したのはかつて特定グループが担ぎ上げた思惑低位株のルック(8029)。3月上旬からジリジリ下値を切り上げ、きょう、一気に仕掛け的な買いを入れた?これも、全般相場が暖まったことの象徴か。といっても、一般には投資不適格の銘柄。

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◆週明けの東京外為市場で円は対ドルで94円台前半、対ユーロでは一時126円台前半まで下落するなどそろって大幅安となった。ただ、きょうも後場の日経平均は1万1150円を挟んだ20円強の小幅もみ合いで終始し、もよう眺め気分も強いと感じてしまうのは当欄のみ?

◆東芝(6502)は前号で、「利益確定売りが出やすい水準まで戻ってきたここからが正念場。連休前の一段高は難しい」と記したが、きょうは549円まで上げて1月15日に付けた年初来高値547円をあっさりと更新した。円安を背景とした輸出関連株買いの大きな流れに加え、IHI(7013)と原発機器を共同開発するとの日経報道が重なり、第1の上値関門を突破した。これで、昨年10月高値572円を突破すれば、中勢上昇基調への転換が鮮明化する・・。月足ベースでみた長期チャートが厳しいのは欠点だが、比較的短期売買には、足元の同社株を下支えする52週線や12カ月移動平均線が裏切らない限り、ここは、09年2月安値を基点とした上昇基調を獲りにいく相場に期待するべきか。1月に一気に悪化した信用需給が好転に向かっている。どこまでひっ迫化するかにも注意したい。中途半端な需給好転レベルで止まるようだと相場の目標水準もまた低くなってしまう・・。●原発用バルブを手掛ける東亜バルブ(6466)が2540円まで上げ、昨年5月の戻り高値に顔合わせした。昨年正月の株式分割落ち後の高値は1月28日に付けた2730円だ。昨年12月の分割後安値1485円からほぼ一本調子の上げでここまで上げてきただけに、今さら買には家賃が高すぎる?が、付いていくしかない?もっとも、原発関連株が動意急となるには、原発関連思惑株である木村化工機(6378)が牽引する必要があるのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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