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2013/03/28

◆日経平均株価は前日比157円安の1万2335円と急反落した。8日以来、1万2000円台前半を中心とした、もみ合う展開が続いてきた。が、下放れるリスクが強まった?27日の欧州市場波乱が朝方の東京外為市場で円を押し上げ、また、中国株が金融商品への政府規制強化発表を受けて昨年12月末以来の安値に沈んだこともあり、日本株への利益確定売りが広がった。日銀からは、金融緩和への意気込みが発信されるのだが、ユーロ懸念から「ユーロ売り円買い」の流れがこの日も防波堤を襲った。27日は、イタリア株が1%弱の3日続落となった、2月の総選挙後1カ月以上たったものの、まだ新政権は誕生していない!27日の株価は、ユーロ圏最強で15日に8050ポイントだったドイツDAX指数をも7789ポイントまで押し下げた。まして、債務懸念国のギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガルの株価、そして、ユーロは・・。■政府・日銀の思いを打ち消すユーロ圏の経済後退懸念、そして、通貨安(円は上昇)懸念。そして、中国経済への懸念。28日に東証が発表した先週(18〜22日)の3市場投資部門別株式売買動向によれば、海外勢が昨年11月第1週以来19週間ぶりに売り越した。918億円の売り越しで、買い越したのは個人投資家のみで3137億円の買い越しだった。海外勢は昨年10月から買い越しに転じ、衆院解散発言、解散と進んだ11月には4925億円、そして、12月には1.5兆円の買い越しとなるなど先々週までに計5兆3054億円買い越している。一方、個人は信用取引で買い越し、現物売り越しだが、売り越し金額が大きい。為替と海外景気・海外各種市場がアベノミクスにぶつかってくる。舵取りや如何?

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◆日経平均は11月安値8619円が、今月21日には1万2650円と08年9月以来の高値となった。値上がり率は46.7%にのぼる。海外勢が売り越したのは当然であろう。問題は、売り越しが継続すること。受け皿は?不明・・。ポイントが、米バーナンキFRB議長の金融緩和路線が続くか、いつ、縮小されるか、いつ打ち切られるか?であることに変わりはない。緩和路線の変更が最終的な分岐点であり、それまでは、「機を見て、利益確定売りはすべし。また、突っ込み場面で自分好みの銘柄の打診買いをすべし」・・で臨むべきであろう。■前号で記したショーボンド(1414)は3400円とび台と急反落した。が、13週線が目下のサポートラインだが、26週線まで下げても、国土強靭化戦略を追い風とした流れは不変とみる。あるいは、世界同時株安となれば、52週線まで見る場面がありそうだが・・。●一方、内需関連株はこの日、下げ渋った。当欄主戦のプリマハム(2281)は小幅に4日続伸した。4円高の228円は、終値での昨年来高値だ。7日の235円は1997年6月の高値に約16年ぶりに顔合わせしたもの。2月に記したが、2月27日の出来高3964万株は1月月間商いの2995万株を1日でクリアしたものであり、そのエネルギーが先行き相場のスケールの大きさを示唆するものとみている。引き続き、期待しつつ注目していこう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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