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2007/11/02

◆2日、前日の米国株大幅安を受け、アジア主要株式市場も大幅安となり、14市場の星取表は3勝10敗1休場となった。3勝のうち、インドは、最大手の銀行が株主割当の新株発行を発表したことを好感し、大幅安水準から引けにかけ上げに転じたものだ。東京市場の寄り付き前大口注文状況は、差し引き5350万株の売り超となり、大幅安でスタート。結局、TOPIXは6日ぶりに急反落し、日経平均株価も3日続落。ともに前日回復した75日線を上回ることなく10月安値後の戻り相場から一服の週末となった。救いは、マザーズ市場。ネット関連株が上げたうえ、主力株も頑強な展開となり4日ぶりにマザーズ指数は反発した。■この日、TOPIX33業種別株価指数のうち上げたのは、1日にNY原油先物相場が一時96ドル台の過去最高値を付けたことが好感された鉱業とディフェンシブストックの電力・ガスの2業種のみ。■なお、米国株は、2日反発に転じた。雇用が予想を上回ったとの雇用統計発表が主因。原油・金相場の上昇を受けエネルギー関連株が買われ、(東証マザーズ市場の上げを先導してきた)米グーグル株などインターネット関連・コンピュータ関連株がリードしたもの。ただ、金融株は連続大幅安した。

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◆自動車株関連株は、日産自(7201)が急反落し、当欄中期成長株として期待のデンソー(6902)も好業績発表にも全般買い気後退で小幅高に止まった。が、7月24日の上場来高値4940円にあと60円と急接近する場面もあった。今3月期予想PER18倍はアナリスト達にとって、自動車部品であり順当な水準と見られている。しかし、欧州をはじめとした低公害ディーゼルエンジン導入が拡大するなか、利益2ケタ成長を続ける同社株の5000円を超える相場時代が来たと見てもおかしくない。■10月中旬紹介の自動車部品(7233・東2)が年初来高値を更新し、23日号から紹介のTBK(7277)は業績増額修正が好感され、100円高の605円ストップ高で大引け比例配分となり、なお買いものを残したことは、自動車部品周辺株への人気の強さとみてよい。

◆主力大型株人気と海運・非鉄など市況関連型人気が交代しつつ、市場をリードするには相場エネルギーが足りないうえ、チャートも微妙。市場ではマザーズ市場の上値を試す動きが続くなか、「中・小型株相場」あるいは、「新興・小型株復活相場」を唱える声が高まりつつある。当欄では、ここまで新興ネット関連株は全く紹介しておらず、いまさら、という考えもある。が、ネット関連株を含めた新興・中小型株を適宜ピックアップしていくべきとも考える。■まず、2日連続ストップ安で1000円を失った「団塊世代定年時代の消費関連株」として注目のタムロン(7740)だが、「窓」と呼ばれる“下放れ”の月足スタートなってしまったことで、4000円から上の買いがすべてしこってしまった。今12月期増額期待を裏切ったことが背景だが、続く来期も2ケタ成長可能と見ており、落ちつきを待って打診買いしたい。次の下値ポイントは、12カ月線の3266円、52週線の3075円となる。●また、やや大ぶりだが当欄注目のゴルフ運営会社PGGIH(2466)も注目。●USEN(4842・ヘラ)はネット関連銘柄で収益改善が急。9月の上場来安値687円から10月25日の1192円まで急反騰して、今週は一服。まず、打診買いを。そして、戻りの半値押し弱の950円水準での押し目を拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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