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2008/12/26

◆26日、東京株式市場で、日経平均株価は140円02銭高の8739円52銭と続伸した。25日の欧米株式市場がクリスマスで休場となり、海外からの売り注文は大幅に減少した。朝方発表された11月鉱工業生産指数は前月比8.1%減となり、市場予想を上回る大幅悪化となった。しかし、積極的に売る動きは見られず、先物買いや公的資金の買いなども指摘されるなか、前場後半には8700円台に突入。後場も8600円台後半でもみ合った後、引けにかけ上げ幅を拡大し、ほぼこの日の高値圏での大引けとなった。ただ、出来高が11億2939億円、売買代金は6700億円と引き続き低水準だった。

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◆三益半導体(8155)がストップ高した。12時半に発表した今09年5月期上期連結営業利益は前期比12%減だったが、株価が19日に上場来安値664円に叩かれていたことから、減益は織り込み済みとみた買い戻しなどが広がった。また、半導体市況が堅調だとし東京エレクトロン(8035)、エルピーダ(6665)など半導体関連株が直近しっかりしていることもあって、買い方が勢い付いたともいえる。

◆値上がり及び値下がり率ランキングを見れば、年末特有の換金売りやいわゆる「モチ代稼ぎ」の短期売買が見て取れる。値上がり率ベスト20の中で、4ケタ銘柄は1銘柄のみ。前日に株式分割落ち後最安値を更新したばかりで廃棄物処理・資源リサイクル事業を手掛けるダイセキ(9793)のみだ。一方、値下がり銘柄上位には前日に値上がり上位となった銘柄や大幅高した銘柄がずらり並んだ。一喜一憂は禁物ということであろう。

◆引き続き人気を集めたのは太陽電池関連株。新年のテーマに乗ることや値動きの軽さも追い風となる。カネカ(4118)は37円高の570円と続騰。一時585円まであり、中期相場を占う26週移動平均線を5カ月ぶりに回復した。逆三尊底からの反騰だが、きょう現在で200日線が623円に、52週線が649円にそれぞれ控えている。もし週明け急騰発進となった場合は深追いは禁物と見る。ぼちぼちいきたいのは筆者だけか?

◆マクドナルド(2702)が続急落し、25日移動平均線を割り込んでの引けとなった。もともと、10月10日の上場来安値1291円から12月8日に2170円の05年8月以来3年4カ月ぶりとなる高値に急騰したことから利益確定売りが出やすくなっていた。そこに、読売新聞が「23日の大阪で行列ができたのは、やらせ?マックが試食の短期バイト動員」と報じたことから、嫌気売りがなどが膨らんだようだ。24カ月線は突破しているものの、このままでは、戻り高値圏で上ひげの長い月足となり、新年の調整局面入りを示唆することになる。とはいえ、当欄は、「長期買い」と判断しており、調整は歓迎したい。●カカクコム(2371)が一時1万円高の34万9000円と続伸した。10日の株式分割落ち後高値39万5000円から調整に入っているものだが、消費生活がシビアになるほど価格比較サイトは活況付き、業績は大幅増収増益が続く見通しとなる。PER割高感は高成長率でカバーできよう。前日の13週線及び75日線タッチ寸前からの反転上昇にきょうは続伸。引き続き、75日線接近場面は買いに分があるとみてよさそうだ。●あと、イーアクセス(9427)はみずほFG関連でウォチング開始。実は、個人的には好きではないのだが、注目点もあり見守っていこうとおもう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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