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2015/07/21

◆7月第4週の初めの日経平均株価は前週末比191円05銭(0.93%)高の2万841円97銭と6日続伸し、6月24日以来約1カ月ぶり高値水準引けとなった。20日の米国市場ではNYダウが反発し、ナスダック指数は3日連続で最高値を更新、欧州株もそろって反発と欧米株高展開になったうえ、円安進行を好感した買いが入り、朝方から買いが先行した。円が1ドル=124円台後半へ下げ幅を拡大する展開となるなか、円を売って、株価指数先物を買う裁定買いの動きがひろがり、引けにかけ上げ幅を拡大していった。ただ、出来高は前週末比1億531万株増の19億7840万株と増加も2日連続で20億株割れとなり、売買代金は1376億円増の2.18億円と増加に転じるも低水準と、夏枯れ商状をみせた格好も・・。 もっとも、1部市場の値上がり銘柄数は1261、値下がり494(変わらずは135)と値上がり数が1日で増加に転じ、騰落レシオは106.29と3日ぶりに4.07ポイント反発し100ポイント割れを回避した。指数寄与率の高いファーストリテイ(9983)が上場来高値を付け、それを10円下回る2050円(3.58%)高の5万9270円引けとなり指数を押し上げた格好に・・。■この日、業種別株価指数でトップとなったのは海運で3.06%高と大幅続伸し今月9日に一時付けた昨年11月19日以来の取引時間中安値411.23から終値452.42と大きく戻し、6月26日の直近終値高値水準に迫った。「石炭、鉄鉱石を運ぶ」ばら積み船のスポット運賃であるバルチック海運指数が20日に約7カ月半ぶり高値をつけたうえ、円安、原油安も追い風となり、郵船(9101)、商船三井(9104)・・などが続急伸した。業種別株価指数は27業種が上げ、値下がりは石油・石炭、鉄鋼、金属製品、非鉄金属、卸売、保険のの6業種にとどまった。前週末にかけて軟調推移が目立った業種がそろった格好に。なお、不適切会計問題で5月以降は軟調展開が続いてきた東芝(6502)は、第三者委員会の報告書を公表したことから大幅高で続伸、一時8日ぶりに400円を回復し、終値は23.1円高に399.9円引け・・。

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◆改めての当欄注目は富士フィルム(4901)、21日前場中に日経電子版で、「17日にスマートフォン(スマホ)に保存した画像データを自動分類し、オンラインで印刷注文できる家庭向け機器も発売した。フィルム市場がほぼ消滅したともいわれるスマホ(デジタル)全盛時代に、あえて『原点回帰』とも映るプリント事業に注力するワケは・・」と、同社のプリント店「ワンダーフォトショップ」に次々と利用者訪れ写真を印刷しているシーンを報じたことが材料視されようだが、これは、ヒットしそうだ。スマホで撮るだけでなくプリントしたものを友達や家族に贈ろうとのキャンペーンは成功しそうだ。既に海外ではコロンビア、中国、フィリピンで店舗がオープンしているという。既に、拡大に向けアピール用ポスターを全国約2500のプリント受付店に無料配布するとも報じた・・。先々週末には昨年6月以来となる中期相場を示唆する26週移動平均線割れとなったものの、前週には急反騰しプラスかい離を回復。6月に付けた07年12月以来の高値5835.5円を窺う格好となっている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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