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2006/05/23

◆TOPIXが1600ポイントを割り込み、平均株価は1万5600円を割った。TOPIX33業種中で高かったのはディフェンシブセクターの薬品株1業種のみ。平均株価は75日線とのマイナスカイ離を5.83%に拡大し,TOPIXは心理的な下値ポイント1600を割り込んだ。ここから弱気が市場を覆い、耐え切れずに投げたところが大底になるパターンが通例だが、今年はどうか。その意味で注目されるのがアジア・欧米株式市場の動向だ。きのうあたりから市場で注目され始めたのが、インド株など新興市場の急落。きょうは、インド株は大幅続落から後半巻き返し、SENSEX30種指数が3.25%の上げに転じた。そして、午前中売りが先行したアジア市場だが、日本がほぼ安値圏で引け9カ国が下げたが、6カ国1地域(香港)が上昇と反発で終った市場が増えた。もうひとつの注目点は、原油、貴金属・非鉄市況など国際商品市況と為替の動き。加えて、日本独自の問題では、5.77兆円の三市場信用買い残、低い今3月期企業の経常増益率、日銀のゼロ金利解除の時期・・などなど。ちなみに、インドSENSEX30種指数は5月10日の1万2612ポイントの過去最高値に対しきのうの終値までで16.9%下げている。

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◆今朝寄り付き前の外資系証券の注文状況で売りが増え、市場の先行きを懸念する声が高まった。大手銀行では22日に好決算を発表した本欄市場体温計のみずほFG(8411)は4.8%の急落で2月22日以来3カ月ぶりに90万円を割った(4月19日最高値比13.2%の下落)。同じく好決算と増配を発表した三菱UFJFG(8306)も6.1%を超える大幅下落で、4月7日の上場来高値195万円から22.1%も下げた。好決算だったが6〜7月中の公的資金完済を控え、三菱UHJFGが普通株式上限32万株弱の売り出しを実施すると発表したことから、好業績よりも需給悪化を重視した売りが先行した。下値を模索する上値の重い展開が今しばらく続きそうだ。

◆本欄が中期値幅取り銘柄として推奨の半導体関連商社イノテック(9880・ジャス)は、きょうも朝方は沈んだものの、終値は7円安の1410円と頑強だった。多くの銘柄が75日線や日足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の下限を下回っている。しかし、同社株は2月23日以降、75日線や「雲」の下限を下回ることなく、下値を切り上げるパターンにある。もちろん、全般市場が想定を大幅に下回る展開となった時は同社株もまた大きく下げよう。しかし、3年半以上大幅に下げ続けたうえ、昨年5月に12カ月線が24カ月線を上抜く長期線のゴールデンクロスを示現し、ようやく1年がすぎたばかりの若い相場だ。業績面についてはこれまで紹介してきた通り中期成長が期待できる。ここから追撃買いしたい。◎今年3月13日に上場したばかりでプリント配線板などの製造販売を手掛けるシライ電子(6658・ジャス)が3日ぶりに急反発。18日の上場来高値1819円を上抜き2000円台を目指す格好となっている。先週15日に発表した06年3月期連結経常利益は会社計画を2億円上回る前の期比55%増の9.9億円で着地した。さらに、今07年3月期連結経常利益予想も野村証券予想の10億円を3.3億円上回る前期比35%増益、予想1株益131.7円だ。ここから強気で攻めよう!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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