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2009/03/31

◆2日、満開寸前の桜に浮かれたのではないが、東京株式市場は久々に、「いけそうだ」との感触のなか、活況裏に上昇。日経平均株価は前日比367円87銭(4.40%)高の8719円78銭と続伸した。8700円台回復は1月9日以来の高値水準だ。1日の米株式市場で、NYダウが経済指標の相次ぐ好転を背景に2%超上昇したうえ、東京外為市場で円が軟調に推移したことも後押し、自動車、電機機器など景気敏感株から大手証券、銀行株など金融株、不動産株、主力株から幅広く買いが膨らみ、買いが買いを呼ぶ格好で上げ幅を拡大していった。

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◆朝寄り付き前の市場筋推計「外資証券注文状況」は、買い2520万株と900万株増に対し、売りは700万増の2110万株とそれぞれ増加し差し引き410万株の連日で買い越し。前日は売りが減ったことが買い越しの主因だったが、この日のように買いが増加することで買い越し幅が拡大するとなれば、海外勢の投資戦略が変化したと観測されるのだが・・。■市場が活況裏に上昇しているとあって業績にヴィヴィッドにかかわるとして連日で上位に買われている。野村HD(8604)、大和証券G(8601)とも10%超の大幅上昇だ。

◆直近では、日経平均は米国株=米国景気、金融・景気対策とリンクする格好が続いている。<底入れ後の反騰は、「よく下げたものはよく上がる」というのが通常パターン>であり、今回もそうなっている。主力株から正攻法で攻めるのが一番。テーマ絡みでは「環境対応関連株」が合言葉で押していく格好となっている。そして、4月中旬の米国企業から始まる決算発表を前に走れるところまで走る?ただ、きょう現在の25日平均騰落レシオは126.74%まで上昇しており、ここから130%台乗せするころは注意が必要。また、今週が反騰4週目ということも頭の隅に置きたい。

◆景気敏感株では、輸送用機器が7.5%上昇し、年初来高値を更新したソニー(6758)など電機機器株は5.3%上げ、機械も5.2%上昇、精密機器も好伸した。大型株買いの流れから5%上昇した新日鉄(5401)など鉄鋼株もあとを追った。■トヨタ(7203)が一時270円高の3540円に買われ、3月27日の年初来高値3380円を一気に更新した。1日に発表した米国市場での3月自動車販売台数は前年同月比36.6%減の13万2802台だったが、想定以上の販売水準で、減少ペースが鈍ったとの見方から買いが先行した。前週末に中期相場を占う26週移動平均線を回復しており、テクニカル面でも上値を試す動きにあると示唆している。日足ベースでは3835円にある200日線が次の目標株価となる・・。

◆テーマ株では、農業関連株で中国景気好転の後押しが期待されるクボタ(6326)が2月安値423円を基点に週足陽線を重ね6週目に入っている。1月の戻り相場では果たせなかった終値での52週移動平均線超えまであと38円と迫っている。■また、介護関連株の星取表は4勝3敗1分けだが、多くが「移動平均沿いの下値切り上げパターン」のなかにあり、引き続き「強気」で見守っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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