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2015/04/09

◆日経平均株価は前日比147円91銭高の1万9937円72銭と3連騰し連日で年初来高値を更新した。8日の米国株は反発し円は続落発進となり朝方から買いが先行、朝方発表の景気ウオッチャー調査で国内景気の改善が続いているとの見方も後押しした。後場寄り付き直後にこの日の高値を付けた後は15年ぶり高値圏でもみ合う格好となった。業種別株価指数は29業種が上げ、下げたのは4業種にとどまった。値上がり率1位にはその他金融1.48%高が入り、2位食料品、3位医薬品、4位小売、5位サービスと内需関が続き、6位精密機器、7位ゴム製品と輸出関連、8位水産農林、9位鉄鋼、10位情報・通信は0.59%高。値下がり率1位鉱業2.46%安、2位石油石炭0.86%安はNY原油先物の3日ぶり急反落が売りを誘った。

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◆さて、2万円台回復の前提は?世界経済が鈍化傾向にあるなかもなお強い米国経済が「着実な回復軌道を歩み続けることができる」こと!?2万円台挑戦直前に波乱があってもおかしくないし、それなりの調整があっても不思議はないがさてどうか。■当欄注目銘柄のひとつ島津(7701)が1441円と年初来高値を更新し2007年8月高値にあと2円と迫った。後は19年6月高値の最高値を目指すのみ!?6日の日経電子版では、3月31日に創業140周年を迎えた京都の計測機器メーカー、島津製作所が資本効率を意識した経営改革に取り組んでいる。17年3月期を最終年度とする中期経営計画で「自己資本利益率(ROE)の向上に努める」という資本政策を掲げ、15年3月期のROEは一気に8%程度(14年3月期は5.5%)に上昇した。好採算の計測機器事業が成長局面に入ったうえ、生産改革で収益性や資産回転率も改善させ、来期には06年3月期以来11年ぶりの「ROE10%」も視野に入る。ノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏を育て、「技術の島津」として知られる同社の変身を株式市場は好感し、株価は約8年ぶりの高値圏で推移している・・と伝えていた。

◆2万円台回復の前提は、世界経済が鈍化傾向にあるなかもなお強い米国経済が「着実な回復軌道を歩み続けることができる」ことか?足下経済指標からはドルが強い影響もあって過大評価との指摘もある。3月ISM製造業景況指数は51.5と昨年8月ピーク58.1から後退、3月シカゴ購買部協会製造業PMIは天候悪化の2月に続き景況判断の50ポイントを2ヵ月連続割れとなるなど陰りを示唆す指標も直近では現われている。2万円台挑戦直前に波乱があってもおかしくないし、それなりの調整があっても不思議はないがさてどうか。長期的にはバブル期過去最高値からの下落途上でいくつか大きな戻り高値を形成してきたが、まず、06年2月の1万8300円39銭は今年2月にクリア済み。本年は2000年4月の2万833円21銭がターゲットとなる。中核銘柄と位置付けているトヨタ(7203)、セブン&アイ(3382)、OLC(4661)、サイバダイン(7779)、ジェイテクト(6473)、星野R(3287)を長期「買い」銘柄とし、新たにセコム(9735)を加えた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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