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2011/11/22

◆埼玉の実家には老いた母がひとり住んでいる。痴呆が一段と進みつつある。子供は筆者を長男に4人いるのだが、筆者は通勤事情から埼玉に移り一緒に住むことが出来ないなど、いずれも実家に同居できる事情にないことから頭を悩ませている。老人ホームや介護付き高齢者専用賃貸住宅で住んでもらい、4人が交代で訪ねることにするか?といっても、孤独な時間が余りにも長すぎて、痴呆が一気に進んでしまう恐れがある・・。

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◆そんな時はやはりメッセージ(2400)か。メッセージはサイバー(4751)とともに筆者を悩ましている銘柄だ。ともに、材料面では現水準でも買える。●サイバーは3〜7月にかけて30万円前後が壁となり9月後半には20万円割れ。52週線を7週間連続で割り込んだ。しかし、10月末には52週線を回復し、上昇基調を維持している。とはいえ、当面は、手持ち株ゼロもしくは最低単位として様子を見たい。●一方、介護付き有料老人ホームを運営するメッセージは8月高値28.95万円から上値が切り下がってきたが、52週線にぶつかったところで、突っ張っており、昨年6月以降の下値サポートライン52週線が今も有効となっている。ただ、目下の世界市場を悩まし、経済の足かせとなっている欧米債務問題にケリが付くのはもっと先のようで、同社株の52週線がかつてほぼ力強い支持線になっていないことに注意が必要。ただし、52週線に対し1割マイナスかい離した場面で必ず「損切り」するならば、なお、「打診買いは可」としたい。メッセージはリーマン・ショック時の08年10月に付けた上場来安値5.9万円から8月高値まで約3年間かけ4.9倍化している。今期予想PERは14倍台にとどまるものの、52週線とのからみ具合には注意が欠かせない。

◆それ以上に注目すべきはニチイ学館(9792)であろう。業績は2009年3月期(経常利益8億円)に大底を打ち、今月7日に、今期連結経常利益は小幅減益予想から一転、前期比21%増の117億円予想に増額修正済み。04年3月期に記録した140億円の過去最高益更新に向け一歩前進したところだ。団塊の世代が全て60歳台入りするなど一段と高齢化が進むなか、有料老人ホームや介護サービスの利用者数は着実に増加する見通しにある。つれて、両社の更なる業容拡大が見込まれる。ならば、相場が若い分、これから何度も突っ込み場面で買えそうなニチイ学館に魅力がある。

◆前号で記した、大手2証券が投資判断を相次ぎ引き下げた加藤産(9869)だが、52週線に下支えられ上値を試す動きに発展すると期待し、ここは買い場探しを続けよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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