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2013/11/14

◆日経平均株価は前日比309円高の1万4876円と大幅反発し、5月22日以来ほぼ半年ぶり高値で終了した。理由その1、米国では前日、14日に次期FRB(米連邦制度理事会)議長に指名されるイエレン氏の公聴会を控え、発表された声明案から量的緩和策の長期化期待が広がり、NYダウ、S&P500種指数、ナスダック指数とも2日ぶりに最高値!を更新した。東京市場は米国の流れを受け、朝方から買いが先行した。理由その2、昼休み時間中に麻生財務相が「投機的な動きに対し政策手段を有す」と発言したと伝わり、円は対ユーロで4日続落し、対ドルでも反落に転じた。直近では為替相場にもっとも敏感に反応している株式相場とあって、日経平均株価はほぼ半年ぶりに1万5000円に接近する場面があった!■実は、当欄の前号で書き始めたものの捨てた記事がある。香港ハンセン指数に加えインド・ムンバイSENSEX指数、ブラジル・ボベスパ指数など新興市場の続急落相場についての記事だった。しかし、米国の量的緩和策縮小への動きが相当後ズレしそうだとの見方が強まったからだ。直近で大幅反落している中で、弱気は禁物。米国の金融緩和策継続となれば、先行きはハンドルさばきが相当達者でないと、第2のリーマンショックに発展する危うさを抱えている。とはいえ、欧米アジア市場で相場続落中に記しては、逆に、こちらが、首に縄が巻かれることになってしまう!?世界のマーケットは、当分、イエレン次期FRB議長の発言、行動を横目に安全運転を続けそうだ。もちろん、緩和的発言にはビンビン反応するだろう。

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◆当欄の基本銘柄は直近で繰り返し紹介してきた銘柄群であり、中勢上昇基調からすべり落ちない限り、そして、企業業績が想定外に悪化した(あるいは悪化しそうな)場合を除き、基本姿勢を「買い」とすることは変わらない。とはいえ、新たな展望や期待する企業を加えたいものだ。11日号で記したセブン&アイ(3382)とセブン銀行(8410)とも「三角保ち合い」を形成、上放れはそう遠くないであろうという格好となっている。逆に、下に放れた時は「売り」指令が発信されたと素直に受け取りたい。そして、次の、チャンスを待ちたい。■7月11日、新規に東証マザーズ市場に上場したフォトクリエイト(6075)は下落基調が止まない。10月8日に付けた1735円の最安値更新に向かって転げ続けるチャートが寂しい。8日に発表した今6月期第1四半期(7−9月)決算は前年同期比17.2%増収、0.56億円の赤字で着地した。が、有賀泰夫アナリストは「ただ、7−9月は学校行事やスポーツイベントが少ないことが背景であり、恒常的に赤字となる。基本計画に対してほぼオンラインの線」という。底入れ、上昇転換までウォッチングを続けたい。それまで時折、同社を紹介していくことにする。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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