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2011/04/28

◆明日から大型連休入り。2日(月)と6日(金)に休暇をとれば11連休となり、普段出来ない長期旅行が組める。筆者は1970年代央から80年代前半に結婚するまでは、5月連休中に東京にいることはなかった。それどころか、週末2日間は家にいるのが半分、ドライブに出かけるのが半分の生活が10年くらい続いた。証券会社の同僚達数人とドライブや船旅を続けたのだ。北は青森県・十和田湖、南は小笠原・父島、西は山口県・萩市・・、しかし、四国の故郷には、高校卒業後、たった、一度戻ったきり。それも、四国一週の途中に立ち寄っただけ・・。

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◆5月の連休中に、小岩井農場の雄大な原っぱで岩手山を背景に花びらが散っていく1本桜に眺めいったことがあった。その後、十和田湖を回り、三陸海岸をゆっくりと南に下り、松島を経て、福島県いわき市にあり東北地方の旅行時に基地としていた民宿に戻った。その民宿は塩屋崎灯台の北側の海に面したところにあった。女主人と幼い娘二人がいた。今回の東日本大震災で灯台の北と南の海岸は津波に襲われ多くの方々がなくなられた。当時、基地としていたその民宿は、代替わりした後、引越しており当時の子供たちは無事だったと友人から聞いた。仙台から北に上がった時にもあちらこちらの町や村で泊まりお世話になったのだが・・。復興なった時、妻と訪れたいものだ。

◆さて、日マクドナルド(2702)は小幅続伸した。27日発表の1−3月期(第1四半期)連結経常利益は前年同期比28%減と大幅減益だった。しかし、減益理由は、大震災による店舗被災と休業、計画停電実施に伴う営業時間短縮など一過性の事態が主因。既存店売上高が0.5%の減少にとどまったうえ、4月の足元業績は堅調さを取り戻しプラス基調にあり、通期予想を据え置いたことが安心感を生んだ。そして、好評のコーヒーと朝食メニューを値上げする一方、冷たい飲料は値下げする方向と社長が発表。新価格による既存店売上増寄与への期待感があったようだ。20日につけた年初来高値2080円は目前、あわてず攻めたい。●前号で記した栄研化(4549)は下げはしたが、4ケタを維持した。テクニカル的には15日の高値976円と18日の安値1013円の間にいわゆる「窓」が開いており、いったん、これを埋めに行っても不思議ない。買い増しチャンスを狙いウォッチングを継続。●LED(発光ダイオード)関連進出に期待したシグマ光機(7713)は極めて薄商いで、下落時は買いが入らないなか、大幅安するリスクがある。が、3月15日以降の戻りがしっかりしている。820円は08年7月以来2年10カ月ぶり高値であり、3月安値に叩かれたことがジェットエンジン的上昇のエネルギーになるかも知れない。4日に発表した第3四半期累計決算の好調が後押ししてくれそうだ。●米ボーイングが発表した1−3月期決算は堅調だった、関連銘柄で前日急騰の大阪チタ(5726)は小反落も、週足は引き続き2月高値更新を目指す格好だ。●また、航空機用炭素繊維供給の東レ(3402)はきのう捉えきれなかった13週線をきょうクリアした。三角保ち合いを上放れし、3月の年初来高値643円を目指す相場入りが期待される。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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