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2013/05/07

◆ゴールデンウィーク明けの東京株式市場で、日経平均株価は前週末比486円高の1万4180円と5日ぶりに大幅反発した。4月26日に付けた年初来高値1万3983円を更新し、2008年6月以来4年11ヵ月ぶり高値を付けた。先週2日に発表された米雇用統計で失業率が4年ぶりの低水準となったことで市場には楽観論が広がり、NYダウは小反落もなお最高値圏にあり、SP500種指数は3日連続で最高を更新した。円需要は後退しNY円は1ドル99円台へと3日続落した。そして、今朝の東京外為市場でも同様に円は大幅に反落。これが好感されゴム製品、機械、輸送用機器3業種が値上がり率トップ3となり、7位電気機器、8位ガラス土石、9位には景気敏感セクターの範疇に入る化学が10位内にランクインしたことで、市場はひと安心?全33業種とも上昇した。日経平均指数採用銘柄は225銘柄中99.1%の223銘柄が上昇し、2銘柄が下げるにとどまった。

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◆もっとも、米FRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)、日銀の金融緩和政策頼みの世界景気好転だが、08年のリーマン・ショック以前、06年2月に米FRB議長となり、来14年1月末までが議長任期となっているバーナンキ議長が金融緩和策に対し少しでも引き締め的発言に傾いた時、金融バブル相場は終焉するとの心得で常に相場に臨んでおく必要がある。なお、理事の任期は20年1月末というから随分長い期間、FRBに関わるものだ。日本の日銀総裁は5年間と短い?それとも長い?さて、プリマハム(2281)が昨年末終値から倍化を達成、294円まであった。もっとも、年初来、中期相場を示唆する26週移動平均線にタッチすることはなく、6週線上の上昇基調となったのはうれしい誤算だったが・・。ただ、13日後場中に発表予定の今14年3月期業績予想が、例年通りの渋チン予想だと、利益確定売りが膨らみそうだ。●片倉工(3001)もまた順調過ぎるくらい順調に上値を追っており、きょうは一時1829円と4月高値1750円を更新。●日銀(8301)とともに、金融緩和・含み相場の思惑中核銘柄として引き続き注目したい。日銀は3月19日に08年9月リーマン・ショック時以来、ほぼ4年半ぶり高値を付けた後、調整が続いている。しかし、前週に短期的な相場を示唆する13週線に急接近した後はしっかりの展開となっている。ここから7万円台固めが続いた後、再度、上値を試す動きが期待される。なお、「ウォッチ」を継続しよう。ただ、2日安値6万5500円を割り込んだときは、見切るべき時となる?なお、マイナス面も考慮しつつ金融緩和関連象徴銘柄として動きをウォッチングしたい。

◆ショーボンド(1414)は4カ月間の3500円台中心のもみ合いを離れた後も堅調展開となっている。道路工事最大手NIPPO(1881)も上値を追う動きが続く。国土強靭化計画は資金に若干余裕がある今がその機会であろう。そして、道路関連セクターは引き続きポートフォリオに組み入れておくべきだ。ウォッチを継続しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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