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2009/07/24

◆週末の日経平均は151円高の9944円と8日続伸した。9900円台回復は7月2日以来のことだ。23日にNYダウが今年1月以来の9000ドル回復となるなど米株高や商品市況高、加えて、ドル高円安にふれたとあって、輸出主力株から資源・エネルギー関連株まで幅広く買いが先行した。■NYダウは07年12月末以来1年7カ月ぶりに52週移動平均線を突破してきた。52週線を下値サポートラインと確認した時は、これまでの当欄見方を変える必要がありそうだ。それとも、52週線が上値ネックラインとなってしまうのかをみるためにも、NYダウウォッチングを続ける必要がある。一方、ハイテク株の多いナスダック総合株価指数は1992年1月以来17年ぶりに12連騰した。

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◆日経平均は7月1日に1万86円の目先二番天井を付けた後下げはじめ、13日まで9連敗して1000円強下げた。その後は、きょうまで8連騰してきょうの高値まで900円戻し、下げ幅の9割を回復した。日経平均の場合は、6月12日の年初来高値1万170円突破が、調整場面、反落場面を迎えた時の「押し目買い」の条件となる。「年初来高値突破ならず」では、この後、下げた場合の「押し目買い」はナシ!

◆筆者長年注目の東芝プラント(1983)が三角保ち合いを上放れつつある。きょうは1145円まで買われ、07年8月直近高値1249円突破が視野に入ってきた。原子力事業を半導体事業とともに世界戦略でのニ枚看板と掲げる東芝(6502)の原子力発電所工事で実績を有すのが同社。長期上昇基調は依然続いており、07年からの1100円台〜1200円台上値ネックライン突破に期待したい。来週末31日には鬼門の決算発表予定がある。ただ、今回は第1四半期決算の発表であり、中間期や通期決算発表時ほど変にはならないだろう。つまり業績予想の減額修正はないはずだ。

◆靴の卸と小売チェーンを展開するABCマート(2670)が105円高の2765円と急反騰した。一時2790円まで買われ2月4日以来の高値を付けた。野村証券が投資判断を「2」(中立)から「1」(強気)に、目標株価を2800円から3200円にそれぞれ引き上げたことが買い手掛かりとされた。25日移動平均線沿いに上昇基調が続いており、今週初めの急騰で200日線を突破。週足ベースでは、1月第4週以来半年ぶりに52週線を上抜いて終った。成長を買う相場はこれからが本番とみてよい。

◆大陽日酸(4091)は一時967円まで買われ、6月22日の年初来高値969円に肉薄する場面があった。太陽電池材料となるガスの生産を11年初めにも生産開始する予定にあるうえ、新たに、直近話題の照明用白色LED(発光ダイオード)関連株とし人気が高まっている。太陽日酸は思惑を呼びそうな思惑材料株としてチェックしたい。青色・白色LED向け化合物半導体製造装置で世界主要3社の一角を占めていることは魅力的だ。

◆あと、農業関連株、鉄道インフラ整備関連株、介護関連株、加工食品卸大手、太陽光発電・風力発電関連株やウェザーニューズ(4825)、楽天(4755)を引き続き、大幸薬品(4574)は新規に中期注目株とする。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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