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2011/05/27

◆日経平均は前日比40円安の9521円と反落。3週連続安となり、26週移動平均線とのマイナス乖離幅は5.6%に拡大した。欧州は、ドイツ、英国、フランスなど大国といわれる国々が今は景気が順調だが、ギリシャ債務再編問題の解決が見えないし、ポルトガル、スペイン、イタリアなども財政不安を抱えており、いつ、不安が現実化してしまうのか?との懸念の中を歩んでいる。アメリカもまた、景気減速懸念から抜け出せないでいる。それでも、まだ、投資家には余裕がありそうだ。26日に発表された経済指標(1−3月GDP、前週の新規失業保険申請件数)が悪化し景気減速が懸念されたものの、NYダウは、企業業績好調に目を向けた買いが押し切り小幅続伸した。いいとこ取りである。そして、直近で株価とパラレルに動いている原油・金先物など商品市況も続伸した。■ただ、従来は、欧米経済・市場を見れば良かったが、今は、巨大な人口を背景に成長が著しい中国などアジア新興国、ブラジルなど南米新興国、後を追うロシアなど・・の動きに留意が必要。マーケットを揺るがしかねない時代だからだ。そして、リーマン・ショック後の米国発過剰流動性が生んだ、金融・資本市場、商品・為替市場の大隆盛にもようやく黄色い信号がともり、徐々に撤退すべきだとサインしている?中国、ブラジルなどもインフレとの戦いに苦戦している。中国では景気減速懸念からこの日も上海総合指数が1%弱下げるなど大幅に6日続落した。

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◆そんななか、足下相場は、「買いは慎重に、戻り売りはきっちりと」で付き合うべきか。直近紹介銘柄で、物語コーポ(3097)は「お席で注文、食べ放題」の焼肉店「焼肉キング」の成長を背景に今11年6月期も4期連続の2ケタ増収2ケタ経常利益予想で、6期連続で経常利益は過去最高益を更新する見通し。しかも、儲け過ぎ分は、次期の成長戦略に向けての布石に回す戦略は魅力的。先にも記したが筆者はいつも満員で近所にある店に入ったことがない。知友アナリスト夫婦は対価格で満足以上の味だったという。この日、82円高の1432円高値引けで、出来高はわずかに2.96万株。ただ、薄商いでジリジリ上げている間が、「買いの時間」であろう。ちなみに、極端な薄商いは、知名度の問題であり、関東進出で業績だけでなく地名度もアップしよう。●同じ外食産業の、マクドナルド(2702)もまた、この日2096円の高値引けで年初来高値更新、といっても、5円高であり、1日値幅が4円だから、今現在は、目先投資には全く向かない相場が続いている。しかし52週線沿いのまるで計ったような08年春以降のゆっくり上昇リズムは依然魅力的だ。飛びつき打診買いするならば、08年12月高値2170円前後を通過した後か。その前に、時価で打診買いすべきか。■大阪チタ(5726)が続騰。一時260円高の6180円までつけ、前日までの75日線攻防から脱出した。26日にANA(9202)が、「世界で最初の787を2011年8月〜9月に受領する予定」だと発表したことが材料視された。ボーイング最新鋭中型旅客機は当初、試験飛行が長引き何度も開発スケジュールが変更されてきただけに、7月3日に日本に飛来し、羽田空港と関西空港などを結ぶ路線で実飛行することで安堵感が広がった。●同社と東邦チタ(5727)は金属チタンを、●東レ(3402)は炭素繊維材を独占供給する。チャートも味方しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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