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2015/03/26

◆日経平均株価は前日比275円08銭安の1万9471円と反落、5日ぶりに1万5000円台を割り込んだ。下げ幅1月14日以来2ヵ月半ぶりで本年第4位。3月期決算企業への配当等権利付売買最終日だったが、前日までの市場の高揚は、結局、前日のNYダウは米景気への先行き後退懸念から300ドルに迫る大幅下落となり3日間で409ドル(2.3%)下げたことを受け、朝方から売りが先行、前場後半には1万9400円割れ場面もあった。外為市場では米耐久財受注の受予想外の減少にドルが下落し円が反発。23日には円反発下も日経平均は連日の昨年来高値更新、2万円は近いとの投資家心理が広がったが、この日は市場の流れのまま買いは見送られ一息入れる格好に・・。当社「ストックボード」の銘柄一覧を使用し株価チェックしているが、筆者の主力銘柄で構成した「4番」ボックス銘柄では、●鹿島(1812)が一時585円と2日連続で2007年5月以来となる高値を付け、終値でも3円高の577円とプラス圏にとどまったものの、●JR東海(9022)は19日の2万4800円権利落ち修正後最高値日から1勝4敗と下落基調、●OLC(4661)も19日3万7950円最高値後は1勝4敗。そして、連日で記してきた。●島津(7701)、●サントリーBF(2587)、●プリマハム(2281)も下げ、●日本製紙(3863)は6日の昨年6月以来高値から下げが急となりこの日は280円弱下落し52週移動平均線が下に見えてきた・・。そして、●SCREENHD(7735)は24日高値から続落した。25日の米国でSOX(フィラデルフィア半導体指数)が大幅安で昨年10月以来の下落率となったことが、東京市場でも半導体関連株の売りを誘ったもので、●東京エレク(8035)もまた508円(5.8%)の大幅反落となった。今夜の米国市場で半導体関連株が下げ止まる気配が見えるか?どうかが、26週移動平均線に迫った同社株と半導体関連セクターの当面のポイントとなりそうだ。

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◆現在の日本を代表する企業トヨタ(7203)も90円安の8605円と反落。24日には最高値8783円を付けたが、世界的な「相場逆流時代」を迎えない限り、同社株が株式の先行き動向を示唆する指標となっていきそうだ。そして、●星野R(3287)は前日の最高値に3000円と迫った後失速し10日ぶりに1万円下げた。こちらは、むしろ、買い場探しの場面がここから出て来るだろうとの期待感が高まったのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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