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2009/02/23

◆23日、日経平均株価は続落。TOPIXも735.28と続落し、連日で昨年来安値を更新し、1983年12月以来25年2カ月ぶり安値に沈んだ。前週末20日の米国株市場で金融株、ハイテク株が主導して下落。NYダウが6年ぶり安値水準に下落し、欧州株もまた金融不安にリセッション(景気後退)深刻化が懸念されほぼ6年ぶり安値を付けたことを受け、日本市場も海外勢を中心に売り優勢の展開となった。日経平均は一時7209円43銭まで下げ、終値ベースでは同年10月27日安値7162円90銭に急接近する場面があった。ただ、10時過ぎに、米ウォールストリート・ジャーナル紙が、「米政府がシティグループの普通株を最大で40%取得する可能性がある」と伝えたことから、下げ幅を縮小。昨年10月28日のザラバ安値6994円90銭にはのり代を残して終った。米国では23日に大きなイベント・経済指標などの発表予定はないが、24日には、日米首脳会談が予定されているほか、オバマ大統領の上下院合同本会議での演説が注目される。

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◆特に、オバマ大統領が「グリーンニューディール政策」を推進、環境分野の拡大で新需要や雇用創出を狙い再生可能な自然エネルギー市場を拡大する動きに、太陽電池市場拡大への期待が膨らむなか、今週25日から27日にかけ東京ビックサイトで「第2回国際太陽電池展」が開催される。この日一時下値サポートライン75日移動平均線や26週線割れ場面があった太陽電池製造装置関連株エヌピーシー(6255)を初めとした、太陽電池関連株からけん引役が生まれるかに注目したい。

◆さて、東洋電(6505)が昨年12月安値227円からこの日は510円に買われ、昨年10月以来の高値水準に上げてきた。当欄では、中国の鉄道インフラ整備による景気刺激策に絡むとして日信号(6741)を紹介したが、今09年3月期業績予想の減額発表もあり昨年10月安値に対する二番底確認待ちの冴えない展開となっている。■一方、東洋電は22日付けの日本経済新聞朝刊が、「中国で高速鉄道車両用の駆動装置を受注した」と報じたことが材料視されたうえ、23日付けの同紙朝刊で、「中国政府は内需刺激策の一環として、主要都市間を結ぶ高速鉄道など鉄道網整備を急ぐ。総延長を20年末までに08年末比5割増の12万キロに伸ばす計画を打ち出した」と報じた。ロイターは、オバマ政権が「高速旅客鉄道システムの構築を真剣に検討」と伝えたともいう。東洋電だけでなく高速鉄道のインフラ整備関連株のピックアップを急がねばならないようだ。ハイブリット電車なども当然視野に入る。

◆農林中央金庫が20日、年度内に最大1兆9000億円の資本を調達すると発表。農林中金が大株主となっている日農薬(4997)は小三角保ち合い上放れの格好となりつつある。クミアイ化(4996)、イハラケミカル(4989)も三角保ち合い上放れ期待で減反・農業関連思惑株として引き続き注目。

◆介護関連株では介護最大手ニチイ学(9792)の押し目を拾いたい。3月31日割当で1株を2株にする株式分割を発表済み。4月の介護報酬引き上げで業績は今09年3月期を底に、来期・再来期にかけ上伸するとみている。第3四半期から営業損益回復へ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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