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2012/09/19

◆この日注目されたのは、午後に日銀が発表した追加金融緩和策。そして、上場廃止から2年7カ月の短期間で再上場を果たした日航(JAL)(9201)の動きだった。日経平均は日銀の金融政策決定会合後の発表を控え、前場は小動きで終始した。が、資産を買い入れる基金の総額を従来の70兆円から80兆円に拡大するなど緩和策を発表。何とか空手形とならなかったことから、後場上げ幅を拡大。終値9232円は5月2日以来4カ月半ぶりの高値となった。そして、6月4日の直近安値8238円を基点とし、7月4日高値9136円。同月安値8328円を二番底とし、8月20日の戻り高値9222円をクリアした格好となった。

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◆NYダウはリーマン・ショック前、07年10月の過去最高値1万4164ドルが視野に入ってきた。しかし、日経平均といえば、中期的には10年4月高値1万1408円をトップとした下落基調のなかにある。まずは、今年3月の戻り高値1万255円を、その後、昨年2月戻り高値1万891円をひとつずつクリアしていくことで、やっと「希望」が見えてくる・・。しかし、日本の国力劣化が懸念されるなかで、リーマン・ショック後の「三角保ち合い」相場から一歩ずつ前進していくことが出来るか?疑問符が消えない・・。それでも、まず3月の戻り高値クリアまで1000円強を積み上げていくしかない。当然、追加金融緩和策だけでは厳しい。欧州、米国経済の回復に加え中国との関係改善が不可欠なのだが・・、道は遠い、遠すぎる・・(もっとも、いつだってマーケットは何がおきるか分からない?あきらめきるには早すぎる)。

◆さて、スマホ関連広告拡大を背景に当欄注目のファンコミ(2461)だが、14日に付けた11年8月5日以来高値13.17万円から一息つき、今朝は12.49万円まで下げる場面があって、700円高の12.79万円で終了した。18日取引終了後に発表した8月度単体既存店売上高は前年同月比41.8%増だった。7月度の45.8%増からは久々に若干低下したが、スマホ向け広告拡大が確実なものとなりつつあり、高水準の伸びが持続している。また、連結でも8月度から前年同期との比較が可能となった。8月の既存店連結売上高は、前年同期比40.1%だった。単体比よりもやや伸び率は下回ったが、高い伸びであり、利益確定売りをこなしつつ、なお、上値を試す相場が続くと見てよさそうだ。13週及び26週移動平均線には若干余裕があるが、値動きが大きなことから、両線への接近場面があれば拾いたい。●セブン&アイ(3382)は3日連続で2300円割れかつ3日連続200日線割れに。ただ、「ヨーカ堂の従業員のパート比率を9割に高め、正社員数を15年度メドに半減する」との(9月8日付け日経新聞朝刊)報道は、セブンイレブンの成長、攻勢が意図されるなかでは当然と当欄は見ており、創業家離れの経営が本格化し始めたと受け取っている。同紙は9日付けで「13年春に空白地区だった我が四国にも進出、15年度末250店、18年度末520店を独自で展開」とも報じた。さらに、12日付けでは「日本流で海外を開拓、5万店体制へ」と報道・・。ヨーカ堂の構造改革で社員はセブンに転出し、セブンの出店増を支える・・との見方もある。株価は幸い、直近3週、ポイントである52週線が下値をサポートしている!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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