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2008/04/09

◆9日、日経平均株価は次第安で一時1万3000円を割る場面があった。東証1部時価総額上位30銘柄の星取表は2勝27敗1分けと値下がり銘柄が並んだ。一方、値上がり率上位20ではそのうちの11銘柄が100円台であり、いずれも、新たな材料が出たわけではなく、主力株が動意づけば用済みとなる値動きの軽さが最大の買い材料となる銘柄群だった。主力銘柄の業績への懸念が広がるなかで生まれた「蛇の子」といえる。厳しいのは中国株の下げ、上海総合は年初来安値目前まで下げた。米国景気後退となれば、新興国経済への打撃が大きいと懸念されているのだ。米国企業の決算発表が本格化する15日以降の米国市場への懸念も影を落とす。

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◆太陽電池関連では石井表記(6336・東2)に、原発関連では主力の日製鋼(5631)が引き続き注目される。●日製鋼は、3日に1916円まで上昇し、昨年7月高値2105円をにらむ水準まで戻してきたが、その後反落。幸い、1月22日安値1335円基点の上昇基調を持続しており、目先は、9日現在1726円にある200日移動平均線を守れるかがポイントとなる。これを割り込むようだと失望売りが広がっていくだろう。

◆石井表記は2月6日に1304円の二番底を付け、13日にダメ押しを入れた後、上昇基調に転じた。3月に200日線を回復した後、きっちり初押しを入れ、太陽電池関連銘柄人気の波と今09年1月期連結業績の大幅増収増益予想発表を追い風に3月末の2560円まで一気高。昨年3月以来の上値ゾーンにタッチし、その後も高値圏で推移。上値を窺う構えとなっており、引き続き注目すべきであろう。

◆TAIYO(6252・東2)は6円高の153円最高値顔合わせと3日続伸。出来高が半減以下となったが、太陽電池製造装置への進出期待感が強い100円台銘柄。新規上場時の需給悪が足かせとなった分、PERは10倍を大きく下回っており割り安感が強い。一時的な上下のブレはあっても、上昇基調を継続する銘柄として引き続き「強気」したい。

◆「ハイブリッド車」など環境対応車向け素材関連株として前号で紹介した田中化研(4080・ジャス)が4日続伸した。前号では、「ニッケル水素電池やリチウムイオン電池など各種電池用正極材で世界的高シェアを誇る。まず1000円台で打診買い。900円台央で押し目買いの二段階で臨みたい」と記したが、1000円とび台の上値ネックライン突破から一段高が期待される。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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