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2014/12/10

◆10日の東京市場で日経平均株価は前日比400円80銭安の1万7412円58銭と大幅続落した。9日の欧米株式市場では、金融規制強化発表により中国株が大幅続落したことやギリシャの大統領選挙前倒し決定を受け政局懸念が再び浮上しギリシャ株が12.9%の大幅反落となり欧州株も大幅続落。ナスダック指数は反発もNYダウ、SP500種指数は続落。運用リスクを回避する円買いが広がり円は続伸した。東京外為市場でも円は対ドルで続伸発進、119円台から118円台後半へと上げ幅を拡大する展開となり投資家心理は後退。株式市場は朝方から利益確定売りなどが先行、14時台前半には1万7300円とび台と11月27日以来の安値水準をみた。出来高は5日ぶりに25億株台を回復し、売買代金も2.85兆円と11月25日以来の水準となった。14日投開票の総選挙を控え、自民圧勝予想のなか海外市場変調がよほど厳しくならなければ調整幅は大きなものにならないと思われるが、低金利を背景とした世界的需給相場とあっては予断は避けるべきか。■業種別株価指数は全33業種中31業種が下げ、2業種が上げたのみ。値下がり率上位には前日に続き、輸出関連、金融関連が続き、内需関連は幅広く散らばった。値下がり率1位にはゴム製品3.35%の続急落、そして、2位輸送用機器3.16%、3位化学2.65%、4位鉄鋼2.62%の、そして、5位機械も2.45%の続急落・・。一方、値上がり2業種は、1位鉱業0.60%の4日ぶり反発はNY原油先物の4日ぶり反発が後押し・・、2位水産・農林業0.39%の3日ぶり反発。そして、値下がり率下位順で1位は石油・石炭で0.55%の続落だった。

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◆トヨタ(7203)が続落した。日経新聞朝刊トップで政府は燃料電池車の燃料を供給する水素ステーションの規制を緩和に乗り出す、建築基準や保安規制の緩和により設置コストを半減。2015年度中に全国100ヵ所の整備を目指すと報じた。が、前日に続き利益確定売りに押される格好に。一方、水素ステーションなどで先行する●岩谷産(8088)は急反発。11月25日の年初来高値892円に迫る場面があるなど強弱感が分かれた。●前号では、「燃料電池車(FCV)『MIRAIミライ』の発売発表から目先資金が関連銘柄とともにどっと入ってきた分、調整色が強まる場面があっても不思議はない。ここは、FCV関連分野を調べる時間とみてウォッチングを続けよう」と記した。●川重(7012)も前日に「年初来高値を更新しほぼ23年ぶり高値水準に上げてきた。全般調整場面となった時、業績好調な水素関連銘柄として見直し買いを考慮したい」と記した。未来カーの誕生・成長には試行錯誤が続く。が、水素エネルギーの普及に向けた流れは変わらない。投資家もまたあせらず地道に国、企業の動きをウォッチングしていきたい。ネットを検索し関連レポート、資料から各種情報をチェックしていくのも面白い・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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