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2013/04/25

◆日経平均株価は前日比82円高の1万3926円と続伸し2日連続で年初来高値を更新。2008年6月20日以来4年10カ月ぶりに1万3900円台を回復した。後場後半には一時1万3974円まで上げ幅を拡大し1万4000円台に急接近する場面もあった。24日の欧州株はイタリア首相誕生、政権発足期待から4日続伸。NYダウは4日ぶりに反発し、機関投資家が運用の指標とするS&P500種指数やNASDAQ指数は4日続伸した。そして、円は海外市場で反落し、東京外為市場でも小幅続落スタートからもみ合う動きとなったことを受け、買い気はなお旺盛で1万3900円台乗せの発進で上げ幅を拡大する展開となった。■TPOIXは続伸し連日で年初来高値を更新した。業種別株価指数は33業種中、値上がり26に対し値下がりは7と5日連続で値上がり業種数が勝った。値上がり率上位は内需関連、資源関連、輸出関連、金融・不動産だが、いずれも値下がり業種を含む格好となった。利益確定売りが出やすくなっていることから業種内でも強弱感が分かれたもの。値上がり率1位は4連騰した紙パルプで3.5%高、2位は倉庫・運輸3.4%高だった。ともに「含み資産」関連セクターとして引き続き好人気となっているものだ。3位は銀行は金融緩和を背景に好人気が持続。4位は石油・石炭、「石炭火力新増設再開」の日経報道に加え24日のNY原油先物が前日比2.5%高と今年最大の上昇率となったことが材料視されたもの。

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◆時間が無くなってきたので、きょうの相場の概略をコピーして貼り付けてしまった。「国土強靭化」関連株として、ピックアップしたい銘柄は、視点を変えると様々な業種・銘柄が出てくる。もっとも、市場では、より動きの強いテーマに流れるし、銘柄、業種も分かれる。当欄では、先に紹介したショーボンドHD(1414)、NIPPO(1881)、横河ブHD(5911)から、太平洋セメ(5233)、住友大阪セメ(5232)などセメント関連などへと拡大することも必要であろう。それでも、第1は?といえば、やはり、ショーボンドHDだろう。年初から3500円を挟み合う展開が続いてきたが、この日はボックスを上抜き、3935円とHD化後最高値を更新。26週線上の中勢上昇基調にあることも、調整相場入り後も心騒がす度合いは低くなるはずだ。■サイバー(4751)が一時21万円台にタッチした、2月以来のことで、21.4万円を付ければ、新たな相場圏に向かっていけるとみる。何度か記したように、テクニカル面では11年秋以来、上値ネックラインとなっている52週線から上放れたことが確認できれば、「強気」に転換できるのだが・・。まずは2月高値21.33万円のクリア!が不可欠。その次は、昨年5月高値25.48万円クリアが課題。もっとも、動意付けば、新興市場人気の高さが後押ししてくれるはずだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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