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2006/01/24

◆あすから当分の間、23日付けで監理ポスト入りしているライブドア(4753)の取引時間は午後1時半から3時までに限定される。上場単位株ベースでの東証全上場銘柄の45%前後も占めるお化け銘柄のゆえに東証売買システムに異常な負担をかけたくないとの判断であろう。東証にとっては、幸いにも上場廃止もありうるコーナーに移ってくれたことから処置をとりやすかったということか。とはいえ、昨年9月には東証1部市場の1日出来高が45億株を超えた日があったように、かつては考えられなかったような資金が流入しており、市場を睨みながらシステムの処理能力の引き上げを継続する必要がある。

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◆24日、平均株価は先物主導でまとまった買いが断続的に流入し、大幅反発。値上がり銘柄数は1430と膨れ上がった。TOPIX業種別株価指数は33業種中31業種(下げたのは、石油・石炭とガス・電力の2業種のみ)が上昇した。<前日の堀江貴文ライブドア社長らの逮捕で悪材料がひとまず出尽くした>との見方が広がった。先週末大幅下落した米国株が週明けに反発したこともあり、株式市場に安堵感が広がった。

◆今回の下げは、ライブドアという1企業が、「バレなければいいんだろ」と姉歯元建築士同様に偽装したという事実よりも、その結果、東証の売買システムの危弱さが露見、「全売買が停止した」ことが主因。ライブドア事件で世界の株式市場が震撼したわけではない。また、下落率が大きかったのは、昨年8月以来、ノンストップで上げ続けたためガス抜きをする暇がなく、何回か分の調整が一度に噴き出したためだ。ライブドアが属していたマザーズの指数は東京地検が強制捜査に入った当日記録した過去最高値2800ポイントからきのうの安値1913ポイントまで5日間で900弱、32%も下落した。確かに、昨夏からの上昇でファンダメンタルズの良さは相当織り込んだ。信用買い残も大きく膨らんだ。そして、チャートに亀裂が走った。とはいえ、平均株価では25日移動平均線の1万5900円処を突破してもおかしくない。マザーズ指数では25日線の2420ポイントへの挑戦を試す動きが広がってもおかしくない。

◆気になるのは銀行株だが市場体温計の◎みずほFG(8411)の動き。相変わらず鈍い。が、75日線に下支えされており、これを大きく踏みはずさなければ日柄調整を経て上値挑戦の想定が可能。足元は、高値追いを続ける銘柄の追撃買いもしくは大きく下げたセクターや銘柄のリバウンドを狙うところ。前者では、◎きのう付けで紹介した3銘柄のほか、ライブドア波乱相場の真っ只中で直近高値を更新し昨年6月の上場初日に付けた過去最高値に迫る金属アンカー最大手◎サンコーテクノ(3435・ジャス)を追撃買いしたい。また、携帯電話のシステム開発を手掛ける◎コネクト(3736・マザ)の75〜85万円へのリバウンドを狙いたい。あと、毎週土曜日夕方6時からTBS系列で放映中のアニメ「BLOOD+」を手掛け、昨年12月に上場したばかりの◎プロダクツIG(3791・ジャス)のできれば180万円台以下を拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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