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2015/12/07

◆日経平均株価は前週末比193円67銭(0.99%)高の1万9698円15銭と反発した。1部市場の値上がり銘柄数は66.3%の1275、値下りは25.2%の485となり、前日の大幅安の反動高となった格好で4日ぶりに値上がりが勝った。変わらずは161と大幅増となった。4日の米国市場では、雇用統計が堅調だったことからNYダウは大幅反発した。

 15−16日開催の米FOMC(連邦公開市場委員会)では約9年ぶりの利上げが確実視されたものの、これまで市場で繰り返し話題となってきたことでもあり、かえって、金融政策の不透明感が払拭されたとの見方が広がったようだ。東京市場は、為替市場で円反落展開もあり投資家の心理は改善、電気機器や機械、輸出関連セクターや食料品、小売、サービスなど内需関連などを中心に買いが先行した。後場には、利益確定売りも出て上値が次第に重くなっていった。2万円台を前に、明日以降の攻めは如何?

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◆そんななか、●日本郵政(6178)が4日続伸。1999円と2000円台乗せには1円足りなかったものの上場来高値を更新した。終値(1997円)としては3日連続の最高値引けとなった。メリルリンチ日本証券ではレポートで、「株式売却の進展に伴う商品・サービスの範囲拡大や、日本郵政の戦略投資による郵便局ネットワークの活性化が期待される。市況改善も加わり、民営化以降の収益強化策の成果が視野に入る時期に近づいてきた」とし、株主還元期待の高まりなどを指摘。投資判断「買い」、目標株価を2300円としてカバーを開始した。なお、●ゆうちょ銀行(7182)と●かんぽ生命保険(7181)は反発。日本郵政の2000円台相場が始まる!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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