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2014/03/17

◆アジア株が概ね堅調展開となるなか、東京株式市場では、日経平均株価が前週末比49円99銭安の1万4277円67銭と4日続落した。前週末に続き長期相場を示唆する52週移動平均線をTOPIXとともに割り込み、2月6日以来の安値水準に下げてきた。16日にクリミア自治共和国で行なわれたロシア編入の可否を巡る住民投票は編入支持が圧倒的多数となった。欧米が対ロシア制裁にどう動くか、一方、ロシア・プーチン大統領は孤立したとしても絶対に譲れない問題などを含め決着をどうはかろうとするのか?欧米の動きとともに権謀術策が・・どう展開していく!?金融・商品市場はなおロシアの動きを中心に見守ることになりそうだ・・。■TOPIXも4日続落し2月6日以来の安値となり、日経平均とともに2日連続で200日移動平均線を割り込んだため、もう一段下の相場を探るリスクが高まった。

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◆銘柄別値下がり率上位5銘柄は、1位が石塚硝(5204)で45円(15.7%)安の241円。2位はブレインP(3655)は182円(10.9%)安の1488円、拡大するビッグデータ市場関連株として前週初めにかけ1ヵ月強の急騰劇を演じた反動安が続く。3位HUG(3676)308円(10.3%)安の2681円、4位リソー教育(4714)16円(9.1%)安の258円、売上高水増しの発覚後は上値切り下げパターンとなっており昨年8月の株式分割落ち後安値を更新(権利落ち分修正後でも09年3月以来の安値)更新した。5位にはリブセンス(6054)が118円安の1235円で続いた。■一方、値上がり率上位5銘柄は、連日の1位がTASAKI(7968)で100円(15.2%)ストップ高の759円、引き続き13日発表の今10月期第1四半期連結経常損益の黒字転換が買われた。2位は極東貿易(8093)が11円(5.3%)高の219円で、3位にはソフトバンクが381円(4.9%)高の3770円、4位鴻池運輸(9025)は63円(4.4%)高の1507円、5位には大崎電(6644)が254円(4.1%)高の222円で続いた。

◆なお、当欄は今年4月で11年目に入っていきます。さらに、新たな銘柄発掘と市場展望とすべくただいま工事中!?直近は、筆者の都合により総論が多くなってしまいました。しかし、筆者周辺の景色と銘柄を中心に紹介していた当初の記事、いわば、「初心」に戻るべくギアチェンジいたします。(総論は特別な場合を除き少なめのページ建てに戻します)

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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