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2006/06/19

◆サッカーW杯ドイツ大会の日本チームはよそ行きの試合している感じ。いくら試合をしても、引き分けはあっても「勝つ」ことができない感じだ。大会前のドイツとの親善試合でいいところが出尽くしたわけではないだろうが・・。「このチームは、最後の最後に何かやってくれる。結果を出してくれる」という思いも強い。「ドーハの悲劇」世代とはひと回りもふた回りも成長したチームだったはず。もちろん戦う相手があってのことであり、生半可で勝てる試合なぞそんなにないことは知っている。どこかで何かが微妙にズレているのか・・。それでも、第3戦で「世界トップ」のブラジルと戦えることができることは何よりの財産となるはず。一方、妻は元気いっぱいだ。ここまで韓国が1勝1分でフランスを抑えグループトップにたっているからだ。といっても、第3戦を落とせば、予選突破ができない可能性がある。それでも、ゲーム運びは日本チームよりも「戦い方」を知っている。以前、日本チームに感じていたその雰囲気が今大会の韓国チームから感じられる。それでも、やっぱり、日本チームがんばれと応援しよう!今春の野球世界大会WBCで日本は全ての予選試合が終った時点で、あのNO1の米国チームがメキシコに負けない限り、決勝リーグに出られなかった。結果、あろうことか、見事に米国チームが転んでしまった。そして、日本チームは優勝した。中田選手たちは試合があるのだから、イチロー選手たちよりチャンスはある!

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◆さて、株式相場である。こちらは全世界の市場が世界を自由に徘徊する投資マネーに振り回される格好となっている。そして、全ての市場は米国の機嫌、気分、動向次第という危うい状況が続いている。19日、週明けの日本市場には先週後半の勢いはなく、米国次第の惨めな状況。米国市場でも先週後半は「6月28〜29日のFOMC後に利上げを発表するだけでなく、8月も利上げが継続される」との見方が増えつつある。本欄でも春の早い時期に「6月利上げ説が台頭し始めた」と報告したが、米国株がここまで大幅に下落し、世界同時株安を呼び込むとは考えもしなかった。きょうの東京市場でも米国のインフレ懸念、利上げ継続懸念がいわれ、売買代金は今年裁定の水準で終った。一方、インドは1万ポイント回復にあと2ポイント強まで上昇し、欧州市場も買いが先行してしっかりの展開となっている。■ただし、本欄は既に二番天井を打った後の調整相場に入っていると記してきた。もちろん自律反発はあるし、個別銘柄はまた違った展開をする場合が多い。

◆日水(1332)が25日線を下支えとしきょう急伸。一時594円まで買われ7日の高値608円を睨む動きとなった。マルハ本社(1334)も25日線にタッチする前に反騰に転じる構えにある。ディフェンシブ(守備的)セクターとして、あるいは、需給ひっ迫が拡大しつつある魚資源関連として買いが先行した。引き続き中期買いで臨もう。■メリルリンチ証券が投資判断を引き上げた東北電力(9506)、四国電(9507)、九州電(9508)もまた、ディフェンシブセクターとしての意味合いでも買われた。あす以降の動きを先取りしているのではないか?つまり、軟調展開に転じるということ!本欄では、直近はロート薬(4527)、新日本科学(2395・マザ)を中期買い推奨している。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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