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2005/08/31

◆8月は期待以上の結果となった。平均株価月足は4カ月連続陽線となり、月末終値は1万2413円、01年6月以来の高値水準で9月相場へバトンタッチだ。もっとも、9月〜10月相場は11月相場から年末相場に向けてのエネルギー充填期と見るが、さて、いかがか・・。選挙は副次的要因とみるものの11日の選挙結果次第ではいったん波乱場面もありそうだ。基本は「小泉与党勝利+参院郵政民営化可決」シナリオで、「小泉与党敗戦+小泉辞任」、「小泉与党勝利+参院郵政民営化否決」の2つのサブシナリオがある。後者の場合、8日の解散・総選挙決定以降、小泉勝利をあてこみ大量買いした海外投資家の失望売りが波乱要因となりそうだ。ただ、サブシナリオの結果となった時でも、11月から来春にかけての強気シナリオのもと、急落シーンを拾っていきたい。強気の理由はこれまでも述べてきた通り、景気・企業業績の回復などファンダメンタルズの好転である。

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◆武田薬(4502)が4年2カ月ぶりに6000円台を回復した。本欄初登場が7月8日号。中期業績に懸念があったが、きのう09年11月に米国特許が切れる抗かいよう剤の後継品が臨床後期に入ったと発表、大きな懸念のひとつが薄れた。大手10社の1株利益成長率を4%上回る7%の成長が期待できる同社株であり、超長期線がゴールデンクロスを示現してようやく1年が経過しようとしているに過ぎない。2000年の上場以来高値8080円を長期の視野に入れた相場が期待できそうだ。■薬品株はディフェンシブ・ハイテク株だが、アクティブ・ハイテク株のエレクトロニクス・セクターが方向感の乏しい動きをしているだけに薬品株の相場は長期化しそうだ。となれば、ツムラ(4540)や科研薬(4521)など本欄注目薬品株、そして、そーせい(4565・マザ)、アンジェスMG(4563・マザ)、総合医研(2385・マザ)など不振の中にあるバイオベンチャー株のなかで業績伸長先乗り組の出番もありそうだ。

◆東証業種別株価指数できょう、保険の下げがトップとなった。8月相場で急騰したための利益確定売りが先行したからだ。しかし、個別で見ればそれほど厳しい下げではない。それどころか、損害ジャパン(8755)を筆頭に三住海上(8752)など揃っていい形の月足で終っており、9月の急落シーンでは拾いたい格好となっている。台風の上陸本数と被害状況に注目しつつGOサインを送りたい。■原油価格の高騰がやまない。新興プラン(6379・2)は9年ぶり400円台回復。500円でも経常4割増益でPERは24倍と割高感は乏しい。とはいえ、目先資金が大量に流入しており、利食い売りを考え始めよう。◎住友鉱(5713)の月末株価は97年4月以来の高値となり、月足陽線のいい形で9月相場に希望を託した。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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