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2013/12/04

◆4日、日経平均株価は前日比341円安の1万5407円と大幅反落し11月22日以来の安値水準引けとなった。下げ幅は10月25日(398円)以来の大きさだ。3日の欧米株式市場では、欧米とも「堅調な景気指標を発表」したことを受け「金融緩和の早期縮小懸念」が広がり、そろって続落した。米S&P500種指数が1−10月では23%上昇しており、「1997年以来で最高の年間上昇率となるか」とささやかれはじめたところで、水が浴びせられた格好だ。3日のNYダウは10月上旬以来2カ月ぶりに3日続落した。米国株式・金融・為替市場動向次第で、これまで、先物買いポジションを積み上げてきた海外投資家などが一気に反対売買に動くことは当然のこと。この日は、3日の欧米市場の動静を見た、海外投資家が「ポジションを引き下げに動けば、下げ幅は想定以上に拡大する」ことを予習した相場となった!?■内外投資家のリスク回避姿勢が強まり、海外で円が対ドルで4日ぶり、対ユーロで8日ぶりに反発した流れを受け、東京外為市場でも円は両通貨に対し6日ぶりに反発した。結果、日経平均は220円強の下げで寄り付いた後、大幅安水準でもみ合う展開となった。景気順調、企業業績好調=株高といった単純計算が成り立たないのが面白いところ。一歩先を読んで動いたが、二歩先を読んで動いていた連中に負けてしまったということは投資の世界だけでなく、何処の世界にも良くある話。

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◆全般急落となったことから、筆者の年間注目株(来年も継続)プリマハム(2281)は1ヵ月前の200日移動平均線割れに続き、52週線・12ヵ月線も割り込んでしまった。業績面での先行きを悲観視する必要はないものの、テクニカル面での悪化は痛い。まあ、アナリストや機関投資家が同社株を対象としていないという状況下では、想定線上の流れにならないことはよくある話。会社側による今14年3月期業績予想の増額修正発表待ちだ。ちなみに、円安は原材料高につながりマイナス材料。ただ、他社に先行して展開してきたセブン&アイHD(3382)向けなど子会社で展開するコンビニ向け惣菜事業が「稼ぐ力」となっている。今期も経常減益の会社側見通しだが、受取配当金の減少見通しが背景。となれば、来15年3月期には期待の増益の線を打ち出してくる?渋ちんの同社が?あとは、アナリストと機関投資家の出を待つだけ。いったん、長期線近辺まで試しに下げる場面もある?■3Dプリンター関連株では群栄化(4229)よりもMUTOH(7999)の動きが良い。米3Dシステム社株は3日で6連騰、1.13ドル高の78.02ドル終値まで付け、11月18日の終値高値80.6に迫ってきた。MUTOHの動きを引き続きウォッチングしよう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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