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2006/11/13

◆みずほFG(8411)が7日続落。83万1000円と2%超下落し、日経平均が4月高値以降の一番底を付けた6月14日の安値水準に迫る場面があった。先週末には26週線が52週線を下回る中長期線のデッドクロスを示現し、きょう、52週移動平均線とのマイナス・カイ離幅は10.3%と2ケタ台に拡大した。同社株だけでなく、大手銀行株は三井住友FG(8316)が頑強にわずかなマイナス・カイ離で踏みとどまっているが、地銀株の大半が相場の下方転換を鮮明にしている。銀行株の場合、「金利の上昇に伴う利ざやの改善=収益の増額修正の想定」が、金利の上昇が限定的になっていることため実現していないことが直接的な理由。■明日14日発表の、7〜9月期のGDP(国内総生産)に対する見方が否定的になっていることも背景だ。直近、相次いで発表された経済指標や統計は景気鈍化を示唆している。

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◆11月相場が軟調展開になりそうだ、と本欄が認識したのは、10月後半であり出遅れた。「10月の月足が上ひげの長い独楽(こま)を逆さにしたような格好になりそうだ」と判明した頃、ようやく、<11月下旬が相場の分岐点、来春の株高に向かう出発点になりそうだ>と指摘したが、本欄注目セクターのひとつである<不動産、銀行株の下げは想定を上回る厳しい下げ>となっている。昨年相場を先導し大きな相場のヤマを形成したことが、見切売りなどに繋がっているようだ。●東急不(8815)は10月に1220円まで買われたが、2月の年初来高値1234円を抜け切れず、二番天井をうった可能性が高い。いったん、戻りを待ち売却したい。

◆本欄長期強気銘柄とした日写真印(7915)が連日のストップ安売り気配となっている。07年3月期連結業績で経常利益は2ケタ増益予想から、一ケタ台に縮小することが嫌気されたものだ。●きょうは引け後に、筆者注目の浜松ホト(6965)が06年9月連結決算を発表した。9月中旬以降はジリ貧状態にあるが、前期業績が計画に未達となりそうだとみた売りが広がったもの。そして、その通りになった。しかし、今07年12月期業績予想は順調だ。11月下旬に底入れとなれば戻りが期待できよう。●楽天(4755・ジャス)が逆行高し一時4万7400円ストップ高に買われた。NTTドコモとの「楽天オークション」の共同記者会見をすると発表したことが好感されたという。が、むしろ、9日に、「会社分割によりクレジット事業をオリコ(8585)に譲渡する契約を締結した」と発表したことをより重要視したい。「リスクが高まるクレジット事業からの撤退が好感された」とみたほうがよい。当面は一段高に向かう必要条件である、10月24日の直近高値5.5万円を抜くことができるかどうかがポイントだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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