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2010/03/24

◆日経平均は前日比40円高の1万815円と反発した。23日の米国では景気回復が力強くなりつつあるとの見方が広がりNYダウなど米3大主要株価指数はそろって52週間高値を付けた。一方、25〜26日に開催されるEU首脳会議を前に独仏首脳の発言からギリシャの財政赤字問題について不透明感が濃くなり、ユーロは対ドル・円などほとんどの通貨に対し下落した。ただ、円はユーロに対し上昇したものの、対ドルでは円安で推移したこと、この日発表された日本の2月輸出額が3カ月連続で前年比2ケタ増となったこと、米市場でフィラデルフィア半導体株指数が上昇したこともあって輸出関連セクターは堅調に推移した。また、素材・資源関連セクターも堅調に推移した。そして、任天堂(7974)が23日に、「眼鏡無しで3D(三次元)映像によりゲームを楽しむことができる『ニンテンドー3DS』(仮称)を来2010年度に発売する」と発表したことが市場を活気付けた。同機が09年末時点で全世界に連結販売台数が1億2500万台にのぼったDSシリーズの後継機となる新型携帯ゲームということで、任天堂が8.7%の大幅高となり昨年4月初め以来ほぼ1年ぶりに3万円台を回復。任天堂関連銘柄に加え3D関連銘柄が人気となり、市場を活気付けた。市場筋推計による「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」によれば、きょうで14日連続の買い越しとなった。NYダウと日経平均は単位を取り払えば、1万800ポイント台まで揃って戻してきた。「アジア経済好調、米経済順調、円安」頼みではあるが、日経平均も1月の昨年来高値に迫ってきた。

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◆「任天堂は今秋にも登場する新型ゲーム機に注目」と先に紹介したことがあったが、「3DS」だったことで、従来のミツミ(6767)、ホシデン(6804)、メガチップス(6875)など任天堂のゲーム機関連株に加え、3D関連株のエイチアイ(3846)、ポラテクノ(4239)、ザインエレクトロニクス(6769)、トッキ(9813) 、有沢製作所(5208)・・などのなかにきょう急人気化した銘柄があった。人気先行となるのは相場ゆえ仕方がない。が、チャートチェックは不可欠だ。●ザインは2月5日に昨年来高値を付けたが、その日発表した今12月期業績予想が大幅減益見通しだったことから、翌営業日に急失速した。ただし、減益の理由が研究開発費の大幅積み増しとあって、08年10月の上場来安値を基点に52週移動平均線沿いの上昇基調が続いている現在の流れから、画像送受信半導体で高いシェアを握っていることに注目し、20万円前後での打診買いを奨めたい。ただ、高値での飛びつき買いは無用!●有沢製はテレビ向け3D映像用特殊フィルターを手掛けるが、電子機器向け配線板材料などの低迷で今10年3月期は連続最終赤字で、無配転落へ。来期も黒字転換が現状では精一杯。ただ、3Dテレビが市場に出るまで思惑先行の相場となりそうだ。ただ、株価は、昨年2月につけた1983年6月以来25年8カ月ぶり安値276円を基点とした。上昇基調への転換を夢見る格好となりつつある。昨年11月には391円の二番底を打ち、今年1月末終値は24カ月移動平均線を5カ月ぶりにクリア。2月に続き、3月も月足陽線を引いて終りそうな格好となっている。まだウォッチングのレベルだが、上げ下げしながら上値を慕った動きが続くここから注目していきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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