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2006/12/29

◆11月下旬から上昇が鮮明化した日経平均に対し、1月16日夜に根元から折れてしまった3新興市場・・。明暗、悲喜こもごものうちに2006年相場はラストランを走りきった。日経平均は2日連続1円高で5月上旬以来の高値1万7225円を回復、前年大納会終値比7%の上昇となった。月足は6月以来下支えしてきた12カ月移動平均線にがっちり守られ、月足終値は今年春の高値を上回り、2000年6月以来の高値となった。決して、スピード違反となるほどの急騰ではなく、ごく地味でしっかりとした足取りで下値を切り上げている。新年の早いうちに今年4月の高値1万7563円を更新し、4月の2万円挑戦に向かって前進している。■11月下旬以降の上げ相場をリードしたのは新日鉄(5401)、トヨタ自(7203)、武田(4502)、ホンダ(7267)・・など主力株だ。中でも、新日鉄は多くの群団の相次ぐ高値更新を支えつつもたれあいつつ巨大な市場エネルギーを吸収し上昇ピッチを加速。10日連続で年初来高値を更新し、12月月足を長大陽線で飾った。11月下旬からのわずか1カ月間で87%の急騰だ。■以前も指摘したが、今回の新日鉄の集中人気があったのは、昨年9月から今年7月まで400円台前半で長期モミ合いの展開が続くなかで、買いエネルギーを蓄積してきた結果だと見ている。「満つれば欠くる、欠くれば満つる」である。問題は新年、年明けの動き。本欄は警戒を強め、ここからは吹き値売りを推奨する。

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◆新年の注目セクターは今年の負け組みから。<消費関連株、商社株、銀行株>の買い場を探すことに力点をおきたい。消費関連株では、まず食品株。22日付けで紹介した味の素(2802)がほぼ15年もの間続いたボックス相場を上抜いたことは、業界再編など新しい食品関連株の動きの始まりと見てよい。グリコ(2206)は米投資ファンド・スティールパートナーズが筆頭株主だが、06年相場は1200円台を上値関門とする高値ボックス相場内で終った。しかし、26週移動平均線に下支えられ新年は上昇気流に乗ると見てよい。●筆者推奨の「世界魚争奪戦」で先行している日水(1332)は11月安値後の急反転力の強さからみて、食品セクターをリードする反騰バネを持っていると判断。波乱含みではあるが下値を切り上げていくと見ている。■商社では電子、食料品中心に専門店化を進める兼松(8020)に注目。商社株は資源関連株として06年相場を買ってきたいきさつがあり07年前半は弱みとみるが、後半には神経質さが消える可能性もある。同社株は大納会の出来高が630万株に膨らんだ。●岡谷鋼機(7485・名)は1715円で終ってきた。トヨタ、新日鉄の保有株数の多さから株式含み益が買える、24カ月線沿いに下値頃上げが続くここは2月の上場来高値2400円を更新する相場を期待したい。■銀行株は、メガバンク3行とも足元チャートはさっぱりだ。しかし、三菱UFJ(8306)4月高値後右肩下がりの展開が続いているが、下値を24カ月線が支えていることから、春先頃の利上げを先取る動きに発展する可能性があり、ここから買い場を探したい。●韓国オンラインゲームメーカーと資本・業務提携したコムシード(3739・名セ)は韓国社に期待し10万円割れの最安値圏のここから「強気の買い」としたい!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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