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2011/01/14

◆1月第2週末、日経平均は前日比90円安の1万499円と3日ぶりに反落、1月5日以来6日ぶりに1万500円を割り込んで終った。TOPIXは6日ぶりの反落だ。11月初めからほぼ一本調子の、いつ一服するのか、その時はいつ、どの程度の期間・値幅の調整となるのかと思いながらの上昇相場となった。13日の海外市場は、イタリア、スペイン国債入札は好調だった。が、米国の前週新規失業保険申請が予想外に増加したうえ、中国の景気懸念から商品市況が下落し米株も下げた。東京外為市場では円が対ドルで4日続伸し、朝方から当面の利益を確定する売りが先行。後場は、中国株が利上げ懸念から下落したことを受け、輸出関連株や金融、資源関連株が下落、日経平均は引けにかけ下げ幅を拡大する展開となった。

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◆総論はあまり記さないようにしているが、日本が自力走行する力が衰えた今、中国の景気動向やアジア新興国の経済発展が注目されている。もし、中国経済が足元、期待通りいかなくても、それは、米国景気が回復基調を強めれば補えるとみている。そして、米国インフレ期待の高まり、ドル高・円安への動きの強まりにつながる、と考えている。来週、注目したいのは、発表が本格化してきた米企業の決算状況。17日の米市場はキング牧師デーで休場となるが、18日(火)には今もっとも注目されているアップルが発表する。決算に加え、先行き業績動向が注目される。また、同日のシティーグループに続き19日はゴールドマンS、W・ファーゴと金融大手の決算発表がある。

◆米国発の過剰流動性相場ゆえに、いつ高値波乱があっても不思議ないが、かつて、筆者が「羅針盤はテクニカル」とした銘柄紹介コラムをサイトにアップしていたことがある。当欄でも、株価チャートを重視した銘柄ピックアップを続けており、波乱期こそ、いっそう、テクニカル重視で臨みたい。■日経平均は18日にも75日移動平均線が200日線を上抜くゴールデン・クロスが示現する。といっても、200日線は下降が続いており、上昇に転じるには、現水準維持でも2カ月以上先となる。ここは、全般調整があっても不思議ない、と、いいつつ少々腰の引けた個別銘柄対応もよしとして臨むべきか。本日の紹介銘柄は既に高値圏にある。全般調整場面ではいったん、急落があっても不思議ない。●大日本スクリーン(7735)は随分以前から記してきた。が、きょうも昨年来高値を更新した。昨年来安値366円を付けた8月27日を基点に、短期調整を挟んでの一本調子の上昇だ。7日現在の貸借倍率は0.69倍とひっ迫状態が続いているが、これまでに記したように業績を押し上げる新たな半導体関連装置への評価は高い。買い場を探すためのウォッチングを続けたい。●また、直近で、時々紹介している、中外炉(1964)はこの日、12月9日に付けた昨年来高値320円を更新した。かつて、思惑株として市場に名をはせたことがあるが、全般相場が不振でも独歩高できる銘柄と考えている。これも、買い場を求めてウォッチングを続けたい。300円割れがあっても、今は、切り返す力を持ちつつあるとみている。 買い残株数が再び減少したことが主因。 -  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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