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2012/01/27

◆日経平均は前日比8円安の8841円とわずかに続落した。米国の低金利策が長期化するとの見方が広がり円は対ドルで続伸、ユーロでは4日ぶりに反発したことを受け、前日は上げを主導した主力輸出関連、金融関連セクターが下げを先導した。海外商品市況高を受け素材・資源関連セクターやディフェンシブストックの内需関連セクターが堅調だったもののやや売りが勝った。ただ、日経平均の日中値幅は前日終値に対し上下とも40円前後の幅で合わせて76円にとどまり、2日連続で小幅にとどまった。

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◆ただ、週足は前週の350円超の陽線に続き90円弱と小幅ながら3週連続で陽線となり、前週に回復した中期相場を示唆する26週移動平均線へのプラスかい離を維持した。26週線に対するプラスかい離は昨年7月3週以来半年ぶりのことだ。昨年は東日本大震災後にプラスかい離したのは7月の3週間のみで、26週線が上値関門となってきた。このまま、プラスかい離を維持もしくが一段高の展開となり上方かい離幅を拡大するとなれば、申し分ない相場だが、欧州事情がそれを許すか?26日付けの英フィナンシャル・タイムズ紙は、「ギリシャの次はポルトガル、デフォルト懸念急上昇」と報じた。きっかけは13日に米格付け会社S&Pが13日にユーロ圏の格付けを引き下げたことで、27日付けの日経電子版では「格下げを受け、ジャンク級債券の保有を禁じられているファンドが売却を余儀なくされると、他の投資家もポルトガルからの脱出に加わった」などと伝えた。そして、「しかも、ポルトガルには、あまり時間がない。来年、再び債券市場で資金調達をしなければならないからだ」という。ギリシャや2〜4月の巨額債務返済が迫っているイタリアがつまずかなければ、ポルトガルの危機は大きく広がらない?のかも知れないが・・。

◆さて、この日は内需関連といっても、震災関連ではなく、水産・農林業、紙パルプ、食料品、倉庫・運輸、小売、サービス、医薬品などディフェンシブストックとしてくくられる内需関連が素材・資源エネルギー関連とともに堅調だった。■当欄メインのマクドナルド(2702)は2060円台に続落、長期相場を示唆する200日線に迫り、52週線にも10円単位の余裕しかない・・。昨年は12月の配当権利落ちから2月中まで底練りが続き、3月に始動し始めたところで大震災にあった、2000円割れ懸念水準までの安値を想定してウォッチングを続けよう。●さて、当欄25日号にも記した「今月30日に決算発表予定の『丸亀製麺』の」トリドール(3397)が、27日付け日経新聞で「トリドール新規出店寄与、最高益」などと報じてしまったことから、飛び付き買いに急騰。一時83円高の816円まで付けてしまった(終値は774円)。出来高90万株は昨年9月の株式分割落ち後で最高水準だ。勿論、分割後高値を更新したが、しばらく、様子見をみよう。持株があれば持続。●また、前号で記した加工食品卸最大手の三菱食品(7451)は続伸し、昨年10月上旬以来3カ月半ぶりに2200円台を回復する場面があった。昨年9月高値2240円超えでも2300円台の壁がある。しかし、来週3日の決算発表後に、一気に注目を集めて、この壁を突破するのではないか、と期待しているのだが・・。●となれば、同じく2番手の加工食品卸として、当欄で紹介してきた加藤産(9869)も、中長期線に沿った下値切り上げ型チャートにあるが、上放れ、上値トライ入りが期待できる!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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